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キリストの生を表すグローバルリーダーへ

2012年11月26日00時25分
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ライス元米国務長官のセミナーに熱心に耳を傾ける参加者ら(2012年11月22日、大和カルバリ―チャペルで)。+
グローバルリーダーシップ・サミットで行われた賛美の様子(2012年11月22日、大和カルバリ―チャペルで)。+
サミットで講演を行った真田茂人氏(2012年11月23日、大和カルバリ―チャペルで)。+
サミットで講演を行った真田茂人氏(2012年11月23日、大和カルバリ―チャペルで)。+
 22日、23日にかけて大和カルバリ―チャペル(神奈川県大和市)でグローバルリーダーシップ・サミット(主催:GLSジャパン実行委員会)が開催された。

 同サミットは地域教会の勇気あるリーダーシップをサポートしようとのビジョンで始まった。文化の激変、経済危機、貧困、災害などの問題に直面している世界にあって、誠実で、不屈のリーダー像が求められている。

世界の第一線で活躍するクリスチャンリーダーが講演

 リーダーシップ・サミットでは、リーダーとしての動機付けを与え、考えを広げ、神に与えられたユニークな使命をクリスチャンそれぞれがより良く果たすことができる助けを与えるプログラムを提供している。

 プログラムを通して、世界の第一線で活躍するクリスチャンリーダーの講演からインスピレーションを受け、新しい方法を学び、神がクリスチャンひとりひとりを通して崩壊した世界を救い、回復がなされていくことが願われている。

 今回のサミットでは、映像スクリーンを通して米メガチャーチのウィロークリーク・コミュニティー教会主任牧師のビル・ハイベルズ氏、コンドリーザ・ライス米元国務長官、ビジネス・コンサルタントのジム・コリンズ氏らによるセミナーが行われた他、2日目の23日にはサーバント・リーダーシップ協会理事長(株式会社レアリゼ代表取締役)の真田茂人氏による講演会が行われた。

 真田氏は「非営利組織におけるサーバント・リーダーシップ論」と題して講演を行い、イエス・キリストが弟子の足を洗う姿にサーバント・リーダーシップ論の本質的な考え方が示されていることを説明した。

 君臨型リーダーではなく、メンバーを主役にするリーダーへ

 真田氏は非営利組織におけるサーバント・リーダー像として、カリスマ型リーダーではなく、主役であるメンバーそれぞれが働きやすい環境を作れるリーダー像の必要を説いた。

 またサーバント・リーダーシップで成功したグローバル企業例としてスターバックスを例に挙げ、同社の成功の秘密がサーバント・リーダーシップにあり、「人に奉仕し、人を大切にするという考え方を経営の柱に据えたことが、成功の最大の要因であった」と説明した。

 他にも米大手航空会社で38年間黒字続きとなっており、米同時多発テロ事件以降もレイオフを行っていないサウスウエスト航空が「社員第一、顧客第二」のサーバント・リーダーシップ方針で企業を運営していることを紹介した。このような運営を行った結果、同社は業界の中でもっともクレームが少ない航空会社となるに至っている。

 真田氏は非営利組織のリーダーシップ論として、「営利組織の目的は収益にある。非営利組織では何が目的か。何のために集まっているのか、価値観やミッションを踏まえた上で成果を設定しなければならない」と説いた。

成果=戦略×実行力

 また組織を運営するにあたって「戦略」と「実行力」の双方が機能していることが必要であるが、往々にして「戦略しか考えずに実行力が無いことが多い」ことを指摘した。

 真田氏は米テキサス州コペル市警察が、サーバント・リーダーシップに取り組んでいる事例を紹介した。本来警察は「公僕」であり、サーバントであるが、警察官自身の心が傷ついており、自分が傷つき、癒されていない状態で、市民に本当の奉仕をするという状態にはなれないという。そこで警察官が部下の話を傾聴することを意識的に行い、それぞれ癒されることによって、市民に対して今までにやったことがないサービスを行うようになれるようになった事例を紹介した。

 さらに真田氏は、軍隊組織である米空軍でも、サーバント・リーダーシップ論が取り入れられていることを紹介した。いざ戦闘になれば、上官に命を預けなければならない軍隊にあっては、日頃のリーダーとメンバーの関わり方に信頼関係が不可欠であり、信頼関係を強化するためにも軍隊でサーバント・リーダーシップ論が取り入れられているという。

 真田氏はリーダーが自制することの必要について、「権限や役職を得ると、力に振り回され、だんだん傲慢になっていく。傲慢なリーダーはサーバントリーダーとは逆の存在である。傲慢なリーダーは、リーダーが主役。自分が主人だと思っている。一方でサーバント・リーダーはメンバーのために存在している。一方通行ではなく、双方向コミュニケーションを行っている」と指摘した。

 非営利組織のサーバントリーダーとして真田氏は「メンバーを信用していない姿はないか。自分が他人の力を引き出せていない姿はないか」を顧みるように促した。

人は押し付けられると反発したくなる
 
 また愛情や正義についても、「人は押し付けられると反発したくなる。どんなにそれが正しいものであったとしても、押し付けられるということ自体が嫌なものである。(何かを)押し付けられると、瞬間的に反発したくなったり、言い訳したくなったりするものである。それが正義や愛情であればあるほど、否定することができず、(正しい考えを)押しつけたくなるが、一人一人別の人間でもある。どんなにそれが正しいことであったとしても、押し付けることは相手を尊重することではない。愛情、正義の押し売りになってしまう。相手がどう感じているか傾聴すること、これなしに(正義や愛を)伝えることはできないのではない。謙虚さを大切にし、常に相手がどのように感じ、思っているのかを意識することが必要である」と説いた。

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