聖霊は教派の壁を取り除くことで働く
また日本の教会の問題として「律法信仰になっている」ことを指摘し、日本の教団・教派がそれぞれ壁を作って、それぞれの教団で形式を重視することで、壁の中の小さな器の中に固定観念をもってしまっていることを挙げ、「宇宙万物を創造された神様は、自由に働くことができるからこそ、神の力が働かれる。教団の小さな箱の中では働かれない。神様はそのような小さな働きはされたくない。『壁』を取ったときに、神様がふんだんに働かれるようになる。教団・教派の壁を取り除くことが大事」と説き、日本でリバイバルが起こるための全教会的な働きの必要を強調した。
霊を生き返らせる
詩篇34編4節では、「主を求めると主が答えられ、すべての恐怖から救い出してくださった」と書かれてある。吉田氏は、「聖霊様は、恨み・憎しみ・不満・失望・堕落を取り去ってくださる。感謝出来ない状況でも感謝することが大事。神様が感謝を先読みして、感謝されることをせざるを得なくなる。神は与える神である」と説いた。
そのような聖霊の力を受けるとき、聖霊は聖い霊であるからサタンが手を出すことができなくなり、「何をしても栄える(詩篇1・3)」のようになると説いた。詩篇107編19節には苦しみのときに主に祈ることで主が癒され、滅びの穴から救い出されたことが書かれてある。吉田氏は聖霊を受けることがどんなにすばらしいことであるかを説き、「不信仰」を取り去って信じて御言葉をもって祈ることが大切であり、信仰で祈ったときに人間関係、経済、病の問題が解決されると説いた。
また祈るときに感情で祈るのではなく霊で祈ることが大切であると説き、「(聖会で)聖霊が働いているのに、霊で受け取ることができずに感情で受けてしまう。そのため後から『良かった、良かった』と思っても何が良かったか分からない状態になってしまう。感情は肉の部分であり、霊で受け取らなければならない。霊で恵みを受け取れば、霊はずっと覚えている。どんな聖会の恵みも感情で受けないで、霊で受けるべきである」と説いた。
腹の底から祈る
吉田氏は「イエス様の衣を着て祈る」ことが大切であり、「大事なことがあったら、腹の底から祈ってください。腹の底で祈るから、聖霊が働かれ、霊的な祝福も受けるようになる」と勧めた。またクリスチャンは常に祈るべきであり、「(祈るような)問題がないと思うこと自体が問題。問題があるのに祈らないのは怠慢。祈りは貯金であり、磁石のような引き寄せる働きをする。祈りによって呼吸しなければ、クリスチャンは(霊的に)死んだものになってしまう」と注意を促した。
吉田氏は詩篇119編71節を引用し、「苦しみに会って祈ることで初めて神様のおきてを学ぶことが出来るようになる」と説き、「両親、先祖、赦すことのできないことを下ろして、そこから解放されていく、サタンの力を打ち砕いて打ち切る、信仰の聖い器になることで、神様に対して従順な立派な武器となることが必要。神様に従順になることが武器となって、神様が守ってくださる」と説いた。
また罪が既に赦された(詩篇32・5)ことについて、「私は赦されたと思ってください。神様は赦したいと願っておられるのに、サタンがそこに疑いを入れてくる。神様を信じきることで色々な病を負ってくださる」と説いた。
賛美で霊的な戦いに勝利する
吉田氏は賛美の重要性について、「賛美は神様が戦われる。10分しか時間がなければ、8分は賛美することでサタンが出ていく。残りの2分を祈りに当てると祈りがすっと天に上がっていくことができる」と祈りよりも賛美を長く行うことを勧めた。
吉田氏は祈るときに疑うことによるサタンの攻撃を防ぐためにも「真理の霊をもらってください。真理の霊をくださいと言えば、御言葉をくださいます。言葉をくれたら、神様に『見せてください』と祈ると幻を見せてくださいます。さらに御言葉をくださいと祈ると御言葉をくださいます。 神様は24時間語ってくださるお方です。神の愛の中で肉的なものを殺すなら、霊的なものが生き返ってきます。肉が死ねば霊が生き返ります。断食は肉の思いを殺すために行います。霊的なものが生き返ることで祈りが聞かれるようになります。そのような器にならなければなりません。魂の中にいる霊が生き返ることで、霊が強ければ魂が霊に従うようになり、霊が出て行く時に御業を教えてくれるようになります」と説いた。
実践いやし決起集会は10月4、5日に淀橋教会(東京都新宿区)で行われる「神様の日本への愛聖会」を準備するために8回にわたって継続的に行われ、聖霊派の諸教会牧師によるメッセージ、いやしの祈りがなされた他、聖会が主の御心によって行われ、被災者、心、身体の癒し、教団教派を超えて互いに協力し、霊的な権威が東日本を揺り動かし変化をもたらす集会であるように祈りの時間がもたれてきた。神様の日本への愛生会では世界で最も大きいといわれる信徒数80万人を達成した韓国プロテスタント教会ヨイド純福音教会主任牧師の李ヨンフン氏が来日し、メッセージを伝える他、国内の聖霊派、福音派の牧師、ミニストリーが協力してメッセージと賛美のときが持たれる予定である。同聖会参加申し込みはこちら。
前ページはこちら
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
カトリック作家の曽野綾子さん死去、93歳
-
バイセクシャルの黒人女優シンシア・エリボがイエス役に 配役巡り批判の声も
-
教会で斬首されたキリスト教徒70人の遺体見つかる コンゴ東部北キブ州
-
熱心な仏教徒の青年が救われた実話がベースに 伝道用トラクトを無償提供
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(2)見える困難に「苦しみ」を覚えるメカニズム 三谷和司
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
レント初日の「灰の水曜日」 ドライブスルーで灰を授ける教会も
-
全盲の福音歌手・ピアニスト、北田康広さんの自伝書『音の光』が新装改訂
-
良い心配と悪い心配 菅野直基
-
日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請
-
カトリック作家の曽野綾子さん死去、93歳
-
熱心な仏教徒の青年が救われた実話がベースに 伝道用トラクトを無償提供
-
バイセクシャルの黒人女優シンシア・エリボがイエス役に 配役巡り批判の声も
-
教会で斬首されたキリスト教徒70人の遺体見つかる コンゴ東部北キブ州
-
「苦しみ」と「苦しみ」の解決(2)見える困難に「苦しみ」を覚えるメカニズム 三谷和司
-
リック・ウォレン牧師、十字架にまつわるSNS上の政治的投稿を削除し謝罪
-
レント初日の「灰の水曜日」 ドライブスルーで灰を授ける教会も
-
良い心配と悪い心配 菅野直基
-
ミャンマーのカトリック神父刺殺、教会で一人のところ襲われる 武装男ら10人逮捕