Skip to main content
2026年6月24日22時50分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

途上国ジェンダー問題、エイズ蔓延の大きな要因

2011年11月3日17時53分
  • ツイート
印刷
関連タグ:エイズ世界教会協議会(WCC)
途上国ジェンダー問題、エイズ蔓延の大きな要因+
エジンバラ2010で会合を行っているサロジニ・ナダル博士(左)(写真:世界教会協議会)

サロジニ・ナダル博士は南アフリカにおけるジェンダー、宗教および健康問題に関して長年取り組んでいる女性神学者である。彼女は現在南アフリカのクワズール・ナタール大学(UKZN)の宗教・神学学校ジェンダーと宗教プログラムのディレクター兼上席講師として勤務している。

ナダル博士は南アフリカ諸教会の活動に深く関与し、南アフリカ社会における女性の健康問題、同国地域社会に根付いている家父長的価値観やジェンダー差別問題について取り組んできた。

世界教会協議会(WCC)は11月を健康といやしの月に定めており、ジェンダー問題、性生活の問題に関する聖書的価値観に則った考察を行う活動も立ち上げている。ナダル博士は「ジェンダー差別とジェンダー差別による女性の健康問題-神様のかたちとして創造された私たち」との題目でWCCコミュニケーションズのインタビューに応じた。

Q 南アフリカ社会の女性たちが健康問題で直面している主たる問題は何ですか?またその問題にジェンダー差別がどのように影響しているのでしょうか?

ナダル氏 健康であるということは必ずしも病気ではないことを意味するわけではないことを知ることがとても重要です。健康であるということは一個人の生活において肉体面、感情面、精神面、そして霊性というすべての面で健康であるということを意味します。ジェンダー差別はこれらすべての面で女性の健康問題に影響を与えており、社会的不平等に直面するだけではなく、肉体的な死を導く要素も含まれています。もっとも心が痛い女性の健康問題の例としては、南アフリカでのエイズ問題が挙げられます。ジェンダー差別が同国でのエイズ蔓延の大きな要因になっており、同時にエイズに感染した患者の扱われ方、配慮や支援のされ方も問題となっています。エイズはジェンダー差別が蔓延した政治社会的枠組みの中で広まることが知られています。

Q 諸教会がそのような社会における女性の健康向上のためにどのようなことができるのでしょうか?

ナダル氏 教会の女性による組織が活発に活動することによって、地域社会の女性の健康向上、より良い福祉生活を導いていくことができると思いますし、そうするための余地がたくさん南アフリカの諸教会には残されていると思います。そのような女性クリスチャンによる活動団体によって地域社会の家父長的な社会体制に挑戦し、社会に変化をもたらしていくことができるようになるでしょう。そのようにして地域社会の女性たち自身がジェンダー平等に関する強い意識をもつことでのみ社会が変革していくことが可能になるでしょう。

南アフリカの地域社会では、夫を亡くした未亡人が一家の財産を守るために夫の親族と性的関係をもつことが好ましいとされるという伝統的な慣習も残っています。また女子割礼や結婚に備えて女性にジェンダー差別的価値観を植え付けて結婚への準備をさせたりするなど全ての社会的な女性を圧迫する要素がエイズやその他女性の健康問題の蔓延につながっています。このような伝統的習慣を変えるには女性の意識がどのように変わるかにかかっています。

Q 諸教会がジェンダー平等と健康向上に関して支援していく役割についてどのように思われていますか?

ナダル氏 南アフリカにおけるジェンダー差別、女性への暴力に関する数多くの調査から、現在においてもジェンダー差別問題はとても根深く残っていることが伺えます。だからこそ、南アフリカ諸教会の役割が非常に重要になっています。

このような社会に住む人々に影響を与える大きな方法の一つとして神聖な文章、つまり聖書を用いて正しい価値観を教えることが挙げられるでしょう。聖書はジェンダー問題とジェンダー差別が病気や死に結びつくのを良く説明する情報源に富んだ書物です。聖書からその例を引用するなら数が多すぎるでしょうが、問題の核心は聖書を通じて人間の尊厳について知らせ、人は男性も女性も「神様のかたち」として創造されたことを教えることにあると思います。

Q 「神様のかたちとして創造された」という意味をどのように理解されていますか?

ナダル氏 中東では創世記の男女創造の神話について、男性のあばら骨から女性ができたという単純な理解の仕方を通して、社会におけるジェンダー関係について上下関係を作ってしまっています。

しかしフィリス・トリブル氏(*)は「これまでの長い時代において、『女性が男性のあばら骨から創造された』という聖書の箇所が家父長制が神の御心であると社会的に認識する要因となってきました。女性は男性に従属する存在であり、女性は男性を誘惑する呪われた存在であるために男性が女性を支配する権限を与えられたと認識されてきました」と歴史的な女性差別問題について分析されておられますが、聖書を良く読めば、女性が地上のちりからではなく男性あばら骨から創造されたということは、女性が神様に完全に似た存在として創られたことを意味し、そのために女性への暴力は「神様への暴力である」ということがわかるはずです。

*フィリス・トリブル氏は旧約聖書学の教授で、フェミニスト的旧約聖書解釈をもって男尊女卑の思想が書かれていると認識されがちな旧約聖書におけるフェミニスト的な主張の数々を分析しており、フェミニスト的旧約聖書解釈における世界的権威としても知られる女性である。

関連タグ:エイズ世界教会協議会(WCC)
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 日本キリスト教海外医療協力会、新会長に柳澤理子氏 椙山女学園大学教授

  • 日ごとのパンを求めて―ジョージ・ミュラーの生涯(6)フランケの「孤児の家」

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(6月24日):メキシコ カルテルと伝統の狭間で─暴力に耐えるキリストの弟子たち

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • ワールドミッションレポート(6月23日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師③

  • ワールドミッションレポート(6月19日):インドのムンダス族のために祈ろう

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 旧統一協会の解散命令が確定、最高裁「必要でやむを得ない」 特別抗告を棄却

  • 救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.