キリスト教放送局「FEBC」(吉崎恵子代表)は、メールを交換しながら聖書を読み進めていく無料聖書通信講座「Tea Room」を常時開講している。永遠のベストセラーである聖書を、だれでも気軽に学ぶことができるプログラムだ。
コースは、「ヨハネによる福音書」(全7回)、「ルカによる福音書」(全8回)、「マタイによる福音書」(全14回)の全部で3つ。受講者は、自分の希望するコースをこの中から一つ選び、メールを交換しながら聖書を読み進めていく。テストや添削、締め切りや期限もない。聖書そのものをじっくり、ゆっくり、繰り返し味わうように読むことができる。
「ヨハネ」「ルカ」は3章ずつ、「マタイ」は2章ずつ、A4サイズのガイド(PDF)がメールに添付されて届く。受講者は、まず聖書をじっくり、ゆっくり、繰り返し読んだ後、送られてきたガイドを読む。何よりも聖書自体に向き合う姿勢が大切だ。
次の章のガイドを申し込む際に、受講者は聖書の箇所を読んで思いめぐらしたこと、気づいたこと、疑問に思ったことなどを自由に書いて送る。その返事として、次のガイドが送られてくるという流れだ。
受講者からは、「聖書は宝物が無造作に詰め込まれた素晴らしい書物だと、つくづく思うようになりました」などの喜びの声や、「この箇所のここがわからない」というような具体的な質問などが寄せられてくる。これら一人ひとりの便りに、担当者が毎回丁寧に返答していく。
受講方法は、手紙かE-mailの2通りから選択できる。申し込みは、FEBCホームページ(http://www.febcjp.com/)で。