7日日曜日は第二回福音記念日であった。米キリスト教徒らはすでにインターネット上で広範な技術を駆使して福音宣教に乗り出している。世界中でオンラインサイト上には数十億人ものインターネットユーザーが存在すると考えられるがゆえに、キリスト教徒らは福音宣教の一形式として何人も世界中どこからでも使用することができるインターネットを重視している。
国際宣教団体"Probe Ministries"代表兼講師、およびインターネット伝道師でもあるラスティ・ライト氏は米クリスチャンポスト社に対し教会内でのインターネット利用状況および福音をオンラインで瞬時に伝達することの利点を語った。
CP記者:福音の伝達にはあらゆる種類の形式が考えられます。大規模な音楽集会や福音"クルーセイド"、家庭集会、テレビ伝道など多様な形式がありますよね。しかしそのような中において現在キリスト教文化圏において携帯電話、ポッドキャスト、インターネットなどのテクノロジーが人気を博しています。どうしてそのようになっているのでしょうか。そしてライト先生はインターネットがすべての福音伝達方法のなかでより重要な役割を果たすと思われますか。
ライト氏:私はテクノロジーに対する興味は最高潮に達していると思いますし、それは人々が霊的なものに対する興味が最高潮に達していることに呼応します。これは自然な反応です。インターネットにおいて最も重要な事柄の一つとして、インターネットはただ単に普遍的であるだけでなく、オンライン上で何十億人もの人々がアクセスしていると言うことです。
CP記者:まだインターネットの潜在力について気づいていない多くのキリスト教徒が存在します。ライト先生は彼らはただインターネットの潜在力に気づいていないのだと思われますか?それともインターネットを駆使する技術力に欠けているのだと思われますか?
ライト氏:私はそこにはいくつかの理由が存在すると考えます。私は一部のキリスト教徒らはすでに高齢であるために技術的に十分でないことが考えられると思います。またインターネット伝道ではテレビ伝道や、大伝道大会にあるような「熱さ」に欠けるのはやむをえない事だと考えます。たとえば、キリストを受け入れる会議に何千人もの人々が参加するようなビデオや写真をオンライン上で見ることができたとして、そのことで、映画やテレビ放送を見たと同じ様な興奮を得られるかは疑問です。
インターネット伝道は、確かにとても広範囲に行き届くことはできるのですが、その方法が「静か」なのです。というのも一度に多くの人を物理的に一つの場所に集めたりすることはできません。インターネットユーザーは皆それぞれの部屋、インターネットカフェあるいは職場の椅子に座っています。そして何かをしながらサイトのページを読み流しています。このような見方ではインターネットを通してビジョンを共有するのは難しいです。熱さが伝わらないからです。それが、現在アメリカでインターネットは急成長しているにもかかわらず、インターネットがなかなか福音伝道で大きな役割を果たさない理由の一つだと思います。このことに多くの人が気づいていると思います。
CP記者:インターネット技術に乏しいキリスト教徒らに対してどのように思われますか?
ライト氏:私はオンライン上でキリストの信仰を分かち合うには多様な方法があると思っています。ただ単に電子メールを送ることで信仰を分かち合う人、またはチャットルームを使用する人もいるでしょう。今世界にはあらゆる話題のチャットルームが設けられています。そしてブログサイト、オンライン日記などは異なる人々が書き加えることができます。「書く」ことを通してキリストの信仰を分かち合う機会がインターネットで莫大に広まっています。私は自分の書いた記事を友人がホームページに掲載したいと言う知らせを聞いてとてもうれしい気持ちになりました。その後、自分の名前を「グーグル」で検索して引っかかったサイトを見たら、今まで見たことのないホームページ上で私の記事が掲載されていたのです。そのとき私は本当にうれしかったです。 私の記事が掲載されたサイトの多くはキリスト教関連のサイトでしたが、そのうちのいくつかは世俗の新聞やブログサイトでした。 internetevangelismday.com ではインターネット伝道のあらゆるアイデアが紹介されており、多くの人がボランティアとして福音伝道に関わることができます。このようなサイトを積極的に利用したらいいと思います。