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米大統領演説,キリスト教から多様な反応

2006年2月8日12時40分
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 様々なキリスト教団体が、ブッシュ大統領が今年度一般教書演説で世界を自由の道へと先導していくと伝えたことを高く評価した。しかしながらブッシュ大統領の社会問題に対するアプローチに関しては見解が分かれている。



 大統領の一般教書演説ではイラク戦争、アフガニスタン、国内外テロ活動、経済、健康管理、その他社会問題まで幅広い分野にわたって見解が示された。



 米国を気遣う女性の会べバリーラヘイ研究所のシニアリサーチャー、ジャニス・ショウ氏によると、ブッシュ氏は『米国主導権に代わることのできる主導権は存在しない』と述べ、テロリズムに対する戦争やテロ疑惑施設の査察、民主主義の提唱は『自由』獲得のために不可欠だという枠組みを常に作り上げており、大統領はそれゆえに中東諸国での民主主義や国内外にわたるテロとの戦いへの支援を呼びかけているという。



 保守派団体が大統領の戦争に対するアプローチに賛成する一方、革新派団体はそれに冷ややかな態度を示している。



 米家族調査協議会(FRC)会長で、ブッシュ大統領の一般教書演説生放送を視聴する集会をワシントンD.C.で開いたトニー・パーキン氏によると、「米大統領はテロ戦争に対する大胆でゆるぎない姿勢に多くの賞賛を受けている」という。



 一方でパーキン氏は、「結婚の意味を裁判で再定義しようとする活動家が多くのアメリカ人を落胆させている」と大統領が演説したことについて、「結婚は男女間でなされるものだと定義する憲法修正案の早急な決議を怠ったために、昨年の大統領再選出で票を入れた多くの支持者へアピールする重要な機会を逃してしまった」とブッシュ氏を批判した。



 ソジャーナ宣教会の創始者ジム・ウォーリス牧師は進歩的な見方をしており、自由、成長、演説の機会、丁寧さについては今年度の一般教書演説ではすべての人が同意できうるものであったが、大統領の演説はなにも新しいことを取り入れていなかったと指摘した。ウォーリス牧師はイラク戦争は間違った口実に基づくものであり、現在に至ってはまったくの過ちになってしまっていると述べた。



 しかし、米大統領一般教書演説をこのように受けとめる人々を「敗北主義者」と呼ぶ声もある。



 ブッシュ大統領はまず最初に自分を支持しようとしない政治家たちに向かって、「成功のための責任ある批判をする人と敗北以外の何も認めないような敗北主義者には大きな違いがある。後になって批判するのは知恵ではなく、出し抜くことは戦略ではない」と批判している。



 経済的な問題に関してブッシュ大統領は、国家予算の60%を占める社会保障、高齢者向け医療保険制度、低所得者と身障者を対象とした医療扶助制度にかかる公的資金を抑制しなければならないと述べた。大統領は医療保険制度、医療扶助制度に分配する予算を削減する議案を近々承認しようとしているという。



 全米キリスト教会協議会会長のロバート・エドガー牧師は、大統領は貧困層により考慮するべきであったとし、「飢え、貧困、継続的な必要最低限の賃金について、また連邦政府が貧困層を支援するための政府予算を数十億ドルも削除する予定であることについてより現実的な見解を示してもらえればよかった。富裕者層をより豊かにし、貧困層により打撃を与える税制、予算編成で偽善的な政治を行い続けることを約束したようなもの」といささか失意の念を示した。



 ブッシュ大統領はHIVウィルス問題についても演説で取り上げ、この問題にアフリカ系米国教会と共同で取り組む見解を示した。



 エイズ、HIV関連の問題を諸教会と共に取り扱っている米非営利団体「ギレアデの香油」CEOのパーネッサ・C・ゼール氏は、「私は大統領がエイズ撲滅運動を国家として取り組まなければならないと、この国のエイズ問題の危機に注意を払って頂いたことを嬉しく思います。私はエイズ対策のために活動するアフリカ系米国教会への多くの援助を米政府に願います」と大きな期待を語った。

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