日本郵政と日本郵便は、日本郵政グループから送られてきたと装った不審メールが急増しているとして、注意を呼び掛けている。不審メールは、差出人名内に「JAPAN POST」や「日本郵政」といった表示が含まれており、メール本文では「JAPAN POST ジャパン」などと記されているという。
日本郵政と日本郵便は、「お客さまにそのようなメールをお送りすることはございません」とし、このような不審メールを受け取った場合は、メール内のリンクにアクセスしたり、添付ファイルを開いたりしないよう注意を呼び掛けている。
公開された事例によると、不審メールは、小包の再配達に関する通知メールを装ったもので、登録された電話番号に間違いがあり、つながらなかったなどとし、添付ファイルを開いて印刷し、近くの郵便局などへ問い合わせるよう求めている。
日本郵政と日本郵便は昨年12月にも同様の不審メールがあったとして注意を呼び掛けていたが、今年2月15日から再び不審メールが届いたという問い合わせが急増。1日に300件を超える問い合わせがあったため、再度注意を呼び掛けたという。
不審メールに関する問い合わせは、日本郵便お客様サービス相談センター(フリーダイヤル:0120・23・28・86=ふみにはハロー、携帯電話からは0570・046・666=通話料有料、平日午前8時〜午後10時、土日祝日午前9時〜午後10時)まで。
<不審メールの事例>
送信者 ●●●● [email protected]
件名 番号 xxxxxxxx の下で小包の配達拝啓
配達員が注文番号 xxxxxxxxxx の商品を配達するため電話で連絡を差し上げたのですが、つながりませんでした。従ってご注文の品はターミナルに返送されました。ご注文登録時に入力していただいた電話番号に誤りがあったことが分かりました。このメールに添付されている委託運送状を印刷して、最寄りの JAPANPOST 取り扱い郵便局までお問い合わせください。
敬具
JAPAN POST ジャパンの宛先:
〒●●●-●●●●
東京都港区●● ●-●-●
●●ビル
Post Japan Co., Ltd.