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万代栄嗣牧師(21)・・・疑いではなく信仰を

2007年11月5日19時02分
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万代栄嗣牧師+
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 ・・・この霊を追い出してくださるようにお願いしたのですが、お弟子たちにはできませんでした。」イエスは答えて言われた。「ああ、不信仰な、曲がった今の世だ。いつまで、あなたがたといっしょにいて、あなたがたにがまんしていなければならないのでしょう。あなたの子をここに連れて来なさい。」・・・イエスは汚れた霊をしかって、その子をいやし、父親に渡された。人々はみな、神のご威光に驚嘆した。・・・人々がみな驚いていると、イエスは弟子たちにこう言われた。「このことばを、しっかりと耳に入れておきなさい。人の子は、いまに人々の手に渡されます。」・・・(ルカの福音書第9章37節〜45節参照)



 私はこの10月、アメリカのニューヨークのビル・ウィルソン先生の所に出かけ、マレーシアのレイモンド・ムーイ先生の神学校の集中講義をして、その間にアンデレ宣教神学院があり各地の教会を回りと、大変忙しく慌ただしい時間を過ごしていました。まさに恵みの秋をいただいて心から感謝しています。



 マレーシアでは経済界のトップとして活躍しているクリスチャンビジネスマンたちと会い、親交を持ちました。そして、改めてすばらしいと思わされたのは、皆、熱心なクリスチャンであり、神から受けた恵みと自分に与えられた使命について本当に熱く熱く語ることです。毎日仕事の前に聖書を読み祈ってから1日を始め、出会う人々と一生懸命交わりをし、証しをし、伝道するのです。牧師かと勘違いするほどの熱心さなのです。彼らに出会い、私たち日本のクリスチャンには、イエスによる解放に対する喜びが不足していると、本当に反省させられました。



 この聖書箇所で、イエスは子どもを治され、「なんという不信仰な曲がった今の世だ」と嘆かれました。



 聖書は、私たちが思い込んでいる本とは、少し違う部分があります。例えば、神の存在を証明しようなどとはしていません。なぜなら、神の存在を前提としているからです。そしてこの神は、私たちの人生に介入し、私たちに働きかけて下さる神であると聖書は語っています。



 それと同時に、聖書に描かれている私たち人間の側の性質があります。それは、神に目を開いて神を受け入れるということが人の心として当然のことと描かれているのです。病のいやしのために祈る前に、2つのことを押さえておきましょう。



1.信仰を選びますかそれとも不信仰で終わりますか



 病気の子どもに対して、イエスが神に対する信仰を私たちに率先して現わして祈られたとき、信仰を働かせた祈りは神の分かりやすいいやしの力を引き起こしているのです。信じない人は信じなかったけども、信じて祈るならば、神は誰の目にも明らかな御業を現わして下さいました。



 信じますか。それとも信じませんか。いつの時代も私たちは、神の御前で信仰か不信仰かその2つのものから選び取ることを求められています。



2.だから今日、信じて御業を体験する



 信仰は聖書の世界だけにとどめられるのではなく、神の働きかけ語りかけを頂いて、今も癒され解放されるからです。信仰は頭で理解するものではありません。私たちに働きかけ、私たちを愛して救おうとしておられる命の与え主である神が、今ここで今日も働いておられるのです。だから今、信じて神の御業、それもうんと分かりやすい神の御業を信じ受け入れたいのです。



 イエスはこの奇跡を行われた後で、弟子たちに十字架のことを預言され始めます。「このことばを、しっかりと耳に入れておきなさい。人の子は、いまに人々の手に渡されます。」人の子とはイエス・キリストのことです。救い主であるイエス・キリストが、反対する人々に渡され苦しみを受け、最後は十字架で死ぬまで神のご計画は動いていくと言われました。しかし、弟子たちはこのことばが理解できませんでした。イエスの時代から信仰と不信仰はすでにそこにあったのでした。



 今は疑いがあふれている世の中です。夫婦でも親子でも、学校や会社でも皆お互いを疑うのです。生きていく上で注意深くあらなければならないのは当然です。しかし、私たちの心はそれほど器用ではないのです。



 私たちの心は大きな器のようなものですから、何かをそこに入れているとしたら、知らぬ間に、それは私たちの心全体に影響を与えるのです。私たちの心の中では、自分で意識できる顕在意識だけでなく、自分の意志の力さえ及ばない潜在意識があるからです。



 ビル・ウィルソン先生やマレーシアのクリスチャンと会いながら、日本のクリスチャンの中に神の御業が起こりにくい原因について、私は1つの結論に達しました。明らかに彼らの心の中には、疑いや躊躇や迷いよりも、信じる心が圧倒的に多いのです。しかし、日本人である私たちは、せっかく神の御前に立ち、時にはイエスご自身が聖霊によって働いておられる場に立ちながら、信じるものではなくて疑うものになり果てていることが多いのです。



 疑いの多い世の中だからこそ、私たちはもっと信じたいのです。いつまでも残るものは、信仰と希望と愛、なのです。このいつまでも残るものを私たちは、うんと大きく心の中で成長させたいと思います。



 神は私たちを愛して下さいます。しかし、不信仰に対しては、それを信仰に変えろと求めておられます。そして、信仰を持つならば、神の御業は、誰の目にも明らかなものとして現わされると語られているのです。




◇




万代栄嗣(まんだい・えいじ)



 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など、多岐にわたる。



 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。



 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

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