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英議会、キリスト教への迫害懸念高まる

2011年6月3日17時36分
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 英クリスチャン議員のデイヴィッド・シンプソン氏は今週開催された英下院議会で、英国および世界におけるキリスト教徒に対する迫害状況の深刻化に関する懸念を表明した。

 北アイルランド民主統一党(DUP)議員である同氏は議員らに「キリスト教徒の迫害状況を視察されたいのであれば、何も外国に出かける必要はありません。自国の中でも迫害を簡単に見ることができます。英国においてなされる諸政策は人々がキリスト共同体に反するあらゆることができるように促しているように見えます。キリスト教徒の信仰を批判し、イエスキリストの御名を冒とくすることも自由にできるようになっています。一方でイスラムの神は冒涜できないようになっています。英王室は聖書の土台の上に成り立っていますが、今日では、英政府の御言葉に基づいた政策というのが見落とされており、それが長年の私の懸念事項となって心につかえています」と述べた。

 議会では、クリスチャンの運転手が社用車の運転席に置いている小さな十字架を会社から取り除く様に言われた件について議論されていた。その会社ではイスラム教のコーランの文章を運転席に飾ることが許可されているものの、十字架を置くことは他の信仰者への精神的攻撃となると見なされ、取り除くように言われたという。

 キリスト教徒への暴力は世界のあらゆる地域において頻繁に見られており、ますます深刻になっていくことが懸念されている。ナイジェリアではキリスト教徒に対する暴力が日に日に激化している。同国選挙後には暴動により数百人もの人々が殺害された。パキスタンではイスラム教の神への冒とく法によってキリスト教徒に攻撃を加えることが合法化されている。中東の多くの国々で福音宣教やイスラム教からキリスト教への改宗が禁止されている。

 シンプソン氏は「G8各国が中東での民主政治活動家に経済的に十分な支援を与えない限り、アラブ世界での民主主義政策は失敗に終わるでしょう」と懸念を示し、「英国がエジプトやチュニジアのような国々で民主主義政治が行われるために影響を与えていく責任を持つべきです。そうでない限り、中東各国でキリスト教への迫害状況は、今後数カ月、数年の間に状況はさらに深刻になっていくでしょう。迫害下に置かれているクリスチャンの側を通りすぎていく祭司やレビ人のようであってはなりません(ルカ10・29~37)」と述べた。 

 中東各国は英国が支援し、貿易対象国として取引する重要な国々となっている。シンプソン氏は「英政府は中東各国の人権濫用状況に対し沈黙を保つべきではありません。英政府は隣国や関係各国と外交を行う際、財政的なボトムラインばかり考慮するべきではありません。世界経済大国の一国として、民主主義の自由のある国として、私たちは世界中で不正に苦しむ国々に私たちの国の影響を与えていく義務があります。世界中でキリスト教徒を飲み込もうとする大きな波が押し寄せています。英国そして英議会は民主主義と宗教の自由を守るために世界の最前線に立って取り組んでいかなければなりません」と述べた。
 
 英トーリー党議員のトニー・ボルドリー氏は「英政府は他国との外交において宗教の自由に対する進展のための明確なベンチマークを設定するべきです。パキスタンはすぐに英国の最大の被援助国となるでしょう。英政府がパキスタンの冒とく法に対しより強制的な方法で改正する影響を与えていかなければなりません」と述べた。同氏は、今後数日間にわたってエジプトカイロ在住のキリスト教徒と会合を行う予定である。同地域ではここ数週間の間にイスラム教徒による激しい迫害に遭い、死者も生じている。同氏は「何もエジプトだけの問題ではありません。中東各国においてキリスト教の悲劇が生じています。50年前はイランやイラクはユダヤ教徒、イスラム教徒そしてキリスト教徒が隣人として肩を並べ合わせて暮らしていたのです。しかし現在では多様な諸事情によってこれらの地域でキリスト教徒が信仰を明らかにすることが極端に難しくなってしまいました」と述べた。

 DUP議員のジム・シャノン氏は「他国で生じているキリスト教への迫害に対し英政府が鈍感になってきている傾向がある」と警告し、「私たちは迫害に苦しんでいる人々に耳を傾け、できる限りの支援をしていかなければなりません」と述べ、実践的・精神的な祈りによる信仰に対する迫害に苦しんでいる人々への支援により力を入れて取り組んでいくべきだと強調した。

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