映画「ダ・ヴィンチ・コード」によって提起されたキリスト教に関するいくつかの疑問を検証し、聖書に基づいた正しい理解を深めてもらおうと、学生宣教団体日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト(JCCC、栗原一芳代表)が、ダ・ヴィンチ・コードの論争と対話を紹介するサイト(www.davincijp.com)を公開している。
サイトでは、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を見て多くの人々が持つ疑問を取り上げ、その一つひとつを聖書と正しい歴史的資料を挙げて検証している。
また、教会とキリスト教の信憑性を失わせようとキリスト教の研究を始め、その何百時間にも及ぶ研究の末、逆に聖書の真実さに気づいてクリスチャンとなったジョシュ・マクドウェル氏のインタビューが紹介されている。
インタビューの中でマクドウェル氏は、「真実こそが私たちの友です。正しい歴史的史料には秘密はありません。私の場合、それは信仰に導いてくれました。フィクションではなく、歴史の中に答えを見出すべきでしょう」と、「ダ・ヴィンチ・コード」で示されている多くの現象はあくまでフィクションであり、歴史的資料の中でもっとも信憑性の高い聖書の中にこそ、その正しい答えがあることを証ししている。
最後に「私はダ・ヴィンチ・コードが人々を楽しませるだけではなく、読者が信仰について調べ、興味を燃え立たせるきっかけとなるように願っている」という著者ダン・ブラウン氏のコメントを紹介しながら、永遠のベストセラーである聖書に基づいた福音のメッセージを伝えている。