Skip to main content
2025年7月3日14時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

榮義之牧師「愛・輝きに向かって」(24)・・・成功意識を身につける秘訣(2)

2010年12月31日10時19分
  • ツイート
印刷
榮義之牧師+
+

 第一の鍵は、「成功を信じること」です。



 「だれでも、この山に向かって、『動いて、海に入れ』と言って、心の中で疑わず、ただ、自分の言ったとおりになると信じるなら、そのとおりになります」(マルコ11:23)との約束を実際に信じるのです。あなたが自分は必ず成功できると信じるなら、不可能の山や障害は動き出し、成功を手中にするのです。



 「私は実際にそれができるのだ」という態度は、それに必要な力、技術、エネルギーをあなたにもたらします。強い信仰は、手段と方法を必ず見出します。



 私は長年、朝日放送で「希望の声」というラジオを放送しています。最初、ラジオ放送の話があった時、すべては不可能に思えました。経済的にも、キャリア的にも、まず無理だという判断を下した方が、常識に適っていました。しかし、信じることができたのです。だから今日も私はラジオ放送を続けています。



 信じないことは、否定的な力です。心が信じなかったり、疑ったりしている時は、その不信を裏付ける理由をいくつも作り出します。疑念、不信、失敗するだろうという潜在意識が、失敗をもたらすのです。疑いを考えれば失敗します。勝利を考えれば成功するのです。



 作家の宇野千代さんは、「おはん」という作品を書いた後、ピタリと筆が止まってしまいました。一行も書けないのです。彼女は「私はもう書けない。私にはもう書くことがない。私はちょうどそういう年齢に達したのだ。詩想が枯渇する年齢になったのだ」という、一つの牢固とした抜き難い考えに支配されたのです。「人間は何事も自分の考えたとおりになる。自分が自分に与えた暗示のとおりになる」。まさしく、そのとおりになってしまいました。



 そんなある夜のこと、中村天風という当時88歳の哲学者の話を聞きました。「できないと思うものはできない。できると信じることはどんなことでもできる」。そう言われて、「本当か。では、私は書けないと思ったから書けないのか。書けると信じれば書けるようになるのか」と彼女は考えました。17、8年の間、一行も書けなかったはずなのに、ある日、ほんの二、三行が書ける、また一枚書いた。書ける。「ひょっとしたら、私は書けるのではあるまいか」。そう思った途端に書けるようになったのです。書けないのは、書けないと思ったから書けないのだ。書けると信ずれば書けるのだ。この思いがけない、天にも昇るような啓示によって、そうだ、失恋すると思うから失恋するのだ。世の中のすべてが方程式のとおりになると、彼女は確信しました。その時から宇野千代さんは、まるで蘇生したかのように書き始めたのです。



 人間の心は、思考の工場です。思考の工場の生産は、二人の工場長によって管理されています。一人を勝利氏と呼び、もう一人を敗北氏と呼ぶことにします。



 勝利氏は積極的な考えの生産に当たり、なぜあなたはできるか、なぜあなたにその資格があるか、なぜあなたはそれに相応しいかという理由付けに専念しています。



 敗北氏は消極的で、ものを無価値にする考えを生産します。なぜあなたにそれができないか、なぜあなたは弱いか、なぜあなたは不適当なのかという理由を見つけるのが得意です。



 二人とも大変従順です。彼らはあなたのちょっとした合図にも、すぐに反応します。もしその合図が積極的なものなら、勝利氏が一歩踏み出して、成功的な働きを始めます。同じように、消極的な合図は、敗北氏に働くチャンスを与え、すぐ失敗させてしまうのです。



 どんな時にも、勝利氏にあなたの思考工場の管理を任せなければなりません。敗北氏に委ねるなら、メチャクチャにされてしまいます。



 成功へのステップは、積極的な成功思考を持ち、自分が成功することを本気で信じることです。



 そのためには第一に、成功を考え、失敗を考えないことです。第二に、自分で考えるよりも、あなたはずっと立派だと、いつも思い出すことです。第三に、大きく信じることです。あなたの成功の規模は、あなたの信仰の規模によって決まります。小さな目標は、小さな成功しか期待できません。大きな目標を考えれば、大きい成功が得られるのです。



 第二の鍵は、「大きく考えること」です。



 成功は学歴や年齢、家柄や資産で測られるものではありません。それは考えの大きさによって測ることができます。成功を妨げる敵は、あなた自身です。「汝自身を知れ」という有名な言葉がありますが、多くの場合、この言葉の消極面ばかり強調されています。そうではなく、あなたのすばらしい面を、積極的に見ることを訓練してください。



 あなたの主要な長所を五つ挙げて、あなたはあなたが考えているよりも大きいことを知ってください。断じて自分自身を過小評価してはなりません。あなたの命は全世界よりも全宇宙よりも尊いのですから。



 また、言葉の言い回しにも気を付けることです。大きく考える人は、自分自身の心と人の心に、積極的で、前向きで、楽天的なイメージが描かれるような言葉遣いをします。



 そのためには少し練習が必要かも知れません。



1.あなたがどう感じているかを説明する時は、大きく、積極的で、元気の良い言葉や言い回しを用いることです。



2.他人のことを説明する時にも、明るい、元気の良い、好意のある言葉や言い回しをしてください。



3.人を元気付ける時も、積極的な言葉を使うことです。あらゆる機会を捕えて、人を褒めてください。あなたの夫や妻に、毎日特別すばらしい言葉を用意してください。彼らの外観、仕事、業績、家族、趣味、衣服等、褒める材料は一杯あるはずです。



4.計画を人々に説明する時には、積極的な言葉を用いるのです。勝利を約束すれば相手の目も輝きます。勝利を約束すれば支持も得られます。城を築くのです。墓を掘ってはなりません。



 大きく考える人は、今までどうだったかではなく、これからどうなるかをいつも考えます。人間は現在ある自分や、目の前にいる人の今までの業績を見るのが精一杯で、これから自分がどうなるのか、人がどれだけ変わることができるか、という可能性を見ることができません。だからいつも見るものに価値を付け加える練習をするのです。



1.物事に価値を付け加えなさい。物事をより価値あらしめるアイデアを探しなさい。



2.人々に価値を付け加えなさい。イエス・キリストはその専門家でした。彼が最初の弟子シモン(葦という意味)に出会った時、わたしはあなたをペテロ(岩という意味)と呼ぶと、風にそよぐ頼りない葦のようなガリラヤの漁師に、揺らぐことのない岩石という価値を付け加えたのです。そしてペテロは文字どおり、教会の岩となったのです。



3.自分自身に価値を付け加えなさい。自分自身と毎日面接し、あなたがそうなるであろう自分を見るのです。自分に価値を与えなさい。



 ペルシャの王子の話があります。彼は非常に賢く有能でした。学問にも武勇にも優れていました。しかし、残念なことに、背中が曲がってしまっていたのです。父王はこの賢い王子が12歳になった時、誕生日の贈り物を約束しました。王子は自分の彫像を願い、父王は嘆きました。まだ何の業績も残していない12歳の王子の愚かさを悲しみました。しかし、王子はペルシャで一番有名な彫刻家に頼んで、背中の曲がった姿ではなく、すっくと立つ凛々しい若者の彫像を刻んでもらったのです。その日から王子は朝も晩もその彫像の前に立ち、寝る時もできるだけ背を伸ばして休みました。



 やがて王子の20歳の誕生日がやって来ました。ファンファーレと共に登場した王子の姿に人々は驚きました。そこにいるのは背中の曲がった青年ではなく、雄々しくそそり立つ、あの彫像そっくりの王子だったのです。



 あなた自身に自信を持ち、価値を付け加えなさい。新しいあなたが誕生すること請け合いです。あなたの目を大きな目標に向けなさい。つまらない落とし穴に落ち込まないように、本当に重要なことは何か、いつも問い続け、それを行いなさい。



 第三の成功するための鍵は、「あなたの態度をあなたの味方にすること」です。



 正しい態度は人との上手な交わりを可能にし、あなたを指導者に育て上げます。次の三つの態度をあなたのものとしてください。



1.私は張り切っているという態度を育て上げることです。人を張り切らせるためには、まず自分が張り切らなければなりません。人を熱心にならせるには、自分が熱心になることが必要です。熱意のある人は、すぐ熱意のある追随者を持ちます。熱意のある教師は、熱意のある生徒を持つようになります。あなたのするすべてのことに活気を与えるのです。握手をする時は、手をしっかり握って、大きく振ります。あなたの握手が、「お近付きになれて嬉しいです」「またお目にかかれて嬉しいです」と言っているようにするのです。あなたの微笑みも、活気のあるものにするために、目も微笑み、本気で微笑むのです。話し方も、活気を込めて、力強く、元気良く話すことです。天候の話であっても・・・・・・。



2.あなたは重要な人であるという態度を育て上げることです。そのためには、あなたもまた人々をVIP(重要人物)として扱うことです。温かい、心からの微笑みで、感謝の意を示すことです。人間は名前で呼ばれるのが好きです。だから名前を覚えて、人々をその名前で呼ぶことです。栄光や賞賛を、決して独り占めにしてはなりません。共有すべきです。あなたの友にあなた以上の拍手が行くように、いつも考えることは賢明なことです。



3.成功は他の人々の支持によって得られるのです。だから人に好かれる人間、人々と上手くやって行く能力を身に着けることです。人から引き上げてもらえるような人間になりなさい。進んで友情を結びなさい。人の欠点を赦す寛容な心の持ち主になりなさい。



 さあ、積極的な成功意識があなたのものになりました。あとは目標に向かって、それをやり遂げる行動力のみです。ギアを入れて前進しましょう。



 心からあなたの人生の成功と繁栄をお祈りいたします。



◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、エリムキリスト教会主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(7月2日):バーレーン 湾岸諸国における霊的な戦略拠点

  • 賢い時間の使い方「ゆっくり、今すぐに」 菅野直基

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.