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ささきみつおの「ドント・ウォリー!」 (7)

2007年3月10日18時25分
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 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週日曜日朝9:30〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。今日はその第7回目です。



                                     ◇
「歌をうたおう」



 あなたは、歌が好きですか。「歌は嫌いだ」という人はあまりいらっしゃらないでしょうね。もちろん歌によりますが、ほとんどの人は歌が好きですよね。私も歌が大好きです。いまや、作詞家、作曲家を目指しています。そんな大げさなものではなく、一生に一曲でもいいから、自分のオリジナルの歌を作ってみたいと思っているのです。



 ところで、歌と問題解決とどんな関係があるのでしょうか。歌を聞いたり、うたったりしていると問題が解決するとでも言うのでしょうか。あなたはどう思いますか。「そんなばかな。歌と問題解決なんか全然関係ないよ」と思いますか。



 実は、歌には問題を解決する力があるのです。最近、「音楽療法」とか「ミュージックセラピー」という言葉がはやっていますよね。いい音楽を聞いたり、うたったりしているうちにリラックスして気持ちがよくなり、心の病が治ってくるということです。心の病だけではなく、体の病気も治ってしまうそうです。



 「ミュージックセラピー」を日本でいち早く提唱してこられたのは、聖ロカ病院の名誉院長、日野原重明先生です。日野原先生は90歳を過ぎてもかくしゃくとして、とてもお元気で活躍されています。先生は元気で長生きする四つの秘訣を提唱しています。一つ目は、神を信じることによる平安な気持。二つ目は、人を愛することによる温かい気持。三つ目は、適度な運動による快活な気持。そして四つ目は、心地よい音楽による明るい気持です。



 このところ、「ゴスペル・ブーム」が日本でも続いています。ラジオ大阪でも、毎週月曜の夜12時から「ゴスペル・フリーク」という人気番組が放送されていますね。「ゴスペル」とは「God’s spell」すなわち「神のことば」を歌にしたものなんですね。私もゴスペルが大好きです。聞いているうちに、不思議にいやされてくるんですね。「ゴスペル教室」でゴスペルを歌いながら踊っている人たちの多くは、涙を流してやっています。歌詞の意味はわからなくても、歌の中に流れている命が、人をいやし、元気づけるのですね。



 「ミュージックセラピー」でいちばん有名なのは、「モーツアルトの曲」です。明るく軽やかなモーツアルトの曲を聞いていると、自分の心も明るく軽やかになってくるんですね。脳波がα波という精神に最も良い波長になり、体内にエンドルフィンなどの免疫ホルモンが大量に出回るようになります。そうすると、ガンを含めたいろいろな病気の症状がよくなったり、いやされていくんですね。



 何か問題が起こった時の私たちの反応は、「問題が起きてしまった。ああ、いやだなぁ。どうしよう、どうしよう」というものではないでしょうか。難しい問題になると、ますます気持が落ち込んで否定的な気持になってしまいます。そして最悪の事態を予想して、恐れおののいてしまいます。



 こんな時に、好きな音楽を聞いたり、好きな歌をうたっていると、元気になってきます。気持が明るく元気になってくれば、前向きに問題に取り組んで、積極的に問題を解決していこうという力が湧いてきます。そうすると、問題は解決してしまうのですね。



 私は学生の頃、アルバイトをしたことがあります。小さな町工場で、騒音の中、製品を手で運んで移動するだけの単純作業でした。私はいやでいやでたまりませんでした。汗だくで働きながら、なんでこんなことをしなければ生活できないのだろうかと心の中で嘆いていました。ところが、一緒に働いていたバイト学生は、実に楽しそうにやっているではありませんか。近づいてみると彼は大声で歌をうたいながら製品を運んでいるのです。ベートーベンの第九「歓喜の歌」をドイツ語で気持よさそうに歌っていたのです。



 「君は、こんなひどいバイトをどうしてそんなに楽しそうにやっていられるんだ」と休憩時間に聞いてみました。「好きな歌をうたっているからだよ。工場内がうるさいから、大声で歌っても文句は言われないし、ドイツ語の勉強になるし、気分はいいよ。それに汗をかいて働くのは健康にいいじゃないか。バイト料までもらえるんだから最高だよ」と言っていました。



 それを聞いて次の就業時間中、私も大声で好きな歌をうたってみました。そうすると、騒音も気にならなくなるし、単純作業もリズミカルにできてすごく楽しくなりました。



 あなたも、何か難しい問題を抱え込んでしまったら、深刻に悩まないで、問題を抱えながら好きな歌をうたったらいいですよ。きっと、問題に取り組んでいることが楽しくなり、すばらしい解決を見ることができますよ。



                                     ◇



 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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