Skip to main content
2025年9月14日08時16分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

工藤公敏牧師「北アルプスのふところから神の懐へ」(33)・・・思い煩わずに祈ろう

2010年1月15日14時26分
  • ツイート
印刷
工藤公敏牧師+
+

 私はクリスチャンになってから主に、祈りに関わる3つの聖句に頼ってきた。



 その一つ目は、マタイ18章19節である。



 「もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます」



 結婚式のとき、妻の父が交換するようにとくださった皮表紙の聖歌に、私が記した聖句である。長い年月を主の恵みにより過ごさせていただいたが、2人でどんなときにも祈ることができたのは幸せであった。



 私がより頼んできた二つ目の聖句は、ピリピ人への手紙4章6節から7節である。



 「何も思い煩わないで・・・あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」という聖句に何千回もより頼んだ。「どんなことでも、くよくよするな」ということである。神は私の祈りに耳を傾けてくださって、人のすべての考えに勝る平安を与えて導いてくだっさった。



 三つ目のみことばは、再臨の書簡といわれるテサロニケ第一の手紙5章16節から18節である。常時喜悦、不断祈祷、万事感謝は、聖めをいただいたクリスチャンの心の三面鏡であり、毎日この鏡に心を写すのである。



 主イエスは、祈りについて弟子たちに教えられるとともに、朝早くから祈られた。マルコ1章35節には「イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて祈っておられた」と記されている。主イエスは、祈りによって父なる神と交わることで、生活の原動力を得られた。



 「祈りによる力」(E・Mバウンズ著)に、「地上において、神のために最も大いなることを成し遂げた人々は、古来、朝早くから祈った人々である」と記している。「朝の祈りは金の祈り、昼の祈りは銀の祈り、夜の祈りは銅の祈り」と言われる。私は名古屋教会で信仰を持たせていただいたが、毎朝6時から7時までの祈祷会に導かれた。いま考えると、聖霊が私を祈りの座に導いてくださったとしか考えられない。私の寮は2人部屋だった。同室の彼に迷惑をかけないよう目覚まし時計をかけないのに、毎朝目がさめて祈祷会に行くことができた。



 献身し、兄弟団の聖書学院に入学したが、当時の学院の祈祷会は5時からであった。4時40分起床で7時までの激しい祈祷戦であった。鹿児島教会につかわされ、朝6時からの祈祷会を続けた。青年や、高校の教師が祈りに来られた。



 東京の大久保教会で結婚式を挙げ、網走に派遣されたときも、近所の加藤とくえ姉が毎朝6時からの祈祷会にみえられ、妻と私と3人で心をあわせて祈った。網走の冬はマイナス20度から30度にもなる。姉妹は召されるまで、約8年間祈りにきてくださった。祈る器は、教会の隠れた宝である。加藤姉のお孫さんは、現在、四国で牧師をしている。また、目黒に加藤姉の息子さん夫妻と、3人のお孫さんが信仰に励んでいる。朝の祈りがいまになって聞かれているのを見ることができる。



 神は兄弟団に、朝の祈りを大事にするよう、主イエスに倣うよう招いてくださっているように覚える。



 目黒教会と姉妹教会を結んでいる韓国の三陟中央教会は、朝5時から6時までを朝の祈りの時としている。学院は、6時から7時まで早朝祈祷会である。3千名をこえる兄弟団のクリスチャンが朝一番に祈ったら、すばらしい神のわざが起こるに違いない。各教会に救われる方々が起こされるように祈ろう。



 最後に、あなたの教区から献身者が起こされるように祈ろう。使徒の働き12章でペテロが獄中につながれたとき、「教会は彼のために、神に熱心に祈り続けていた」と記されている。その結果、主のみ使いが現われ、ペテロが救出されたのである。使徒の働き16章には、獄中につながれていたパウロとシラスが、真夜中の賛美と祈祷に打ち込んだことが書かれている。その結果は、大地震が起こり、看守一家が救われて洗礼を受けたのである。祈りは奇跡を生む。



 妻の母、池本きねは祈りの器であった。「お好さんの生活史―ある庶民の戦中・戦後―」(清水好著、清水寛編集・解説)に次のような記事がある。



 「昭和22(1947)年に、池本さんの5歳になる女のお子さんが召されました。召されるすぐ前に、私は池本さんの家に駆けつけました。池本さんの家は仏教で言う鬼門に当たって居るので、私が占って、子供の病気を治してあげようと思ったからです。その死んで行くわが子を前に、池本さんは祈り出しました。この子を、神様、あなたのみ手におささげしますから、天に召してください・・・。この宗教こそ本当の宗教だと解りました・・・」。後に清水好さんは熱心なクリスチャンになったのである。



 今年もどんなときも祈り、神のわざを拝させていただこう。



◇



 工藤公敏(くどう・きみとし):1937年、長野県大町市平野口に生まれる。キリスト兄弟団聖書学院、ルサー・ライス大学院日本校卒業。キリスト兄弟団聖書学院元院長。現在、キリスト兄弟団目黒教会牧師、再臨待望同志会会長、目黒区保護司。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(243)聖書と考える「世界の果てまでイッテQ!」

  • 新しい発見 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(9月13日):インド リクシャに乗せて、デリーの街角へ福音を

  • ワールドミッションレポート(9月14日):タイのリス族のために祈ろう

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.