Skip to main content
2025年10月22日20時40分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

榮義之牧師「希望の声」(36)・・・クリスマス

2009年3月5日12時21分
  • ツイート
印刷
榮義之牧師+
+

 恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。この方こそ主なるキリストである。(ルカ2:10、11、口語訳)



 クリスマスはイエス・キリストが神の子としてこの地上に生まれたことを祝う日です。子どもたちにプレゼントを約束させられたりして、「『クリスマス』ではなく『くるしみます』ですよ」と言った人もありましたが、それでも顔はにこにこしていました。やはり、クリスマスは喜びの日だなあと思いました。



 私はクリスチャンになるまで、クリスマスが何の日か知りませんでした。プレゼントをもらう日、ケーキを食べる日、サンタクロースの誕生日かな、ぐらいの考えしかなかったのです。教会に行きはじめたころには、教会でクリスマスの準備をするのを見て、教会でもクリスマスをやるのかなと思ったこともありました。



 しかし、このクリスマスこそ、世界で一番大きな喜びの日なのです。それは世界中が「ジングルベル」や「きよしこの夜」のメロディーに包まれるからでも、みんながケーキを買って帰るからでもありません。この日こそ、全能なる神、愛なる神が人間の姿をとってこの世界に来られた日、神が人となった日だからです。



 恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。(ルカ2:10、11、口語訳)



と聖書は力強く喜びの知らせを伝えています。



 キリストの誕生こそ、すべての民に与えられる大きな喜びの知らせなのです。しかもそれは、二〇〇〇年前も今日も変わらないビッグニュースなのです。そしてこの喜びの知らせは、二〇〇〇年間にわたって、全世界いたる所で毎日毎日伝えられつづけてきたニュースなのです。



 この知らせこそ、神があなたを愛しておられるという知らせです。最近、最愛の夫や妻を、あるいは両親や子どもを亡くされた方もおられるかも知れません。また、愛する者に裏切られ、人間の愛など信じられなくなっている人もいるでしょう。しかし、神があなたを愛しておられるという厳然たる事実に変わりはありません。神は実にそのひとり子を賜ったほどに、あなたを愛してくださったのです。



 第二次世界大戦中の話です。



 シベリヤの獄房に、ドイツの青年がスパイ容疑で入れられていました。冷たく、何も見えない独房の中で、彼は気が狂いそうになりました。ある真夜中、絶望に狂いそうになった彼は、独房の石壁をコツコツと無意識のうちにたたいていました。その時、かすかではありますが、壁を隔ててコツコツとたたく音が返ってきました。彼は今度はゆっくりとモールス信号を送りました。すると、同じように向こう側からモールス信号が返ってきました。石壁を隔てて送られる信号は、この若者に勇気を与えました。相手の人は同じドイツの女性で、無実の罪で入れられていたのです。いつしか二人の間に愛が芽生え、岩壁を通して、「私はあなたを愛しています」という信号が繰り返し繰り返し伝えられました。やがて房を出た二人は、幸せな結婚をしたということです。



 あなたの毎日の生活の中に、神は愛のモールス信号を送っていてくださるのです。心の耳を澄ます時、たとえあなたの環境がどうであれ、どんな悲しみの真夜中にいたとしても、神の愛はささやきかけられているのです。神は愛なのです。



 私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。(ローマ5:8)



 クリスマスの喜びを名実ともに受け取るためには、あなたの罪や悲しみ、悩みのために、十字架にかかって死んでくださったキリストを知ることです。キリストが生まれたのは、実に人類の身代わりとなって十字架上に死ぬためだったのです。彼は神の愛のしるしとして、自らの生命を捨ててくださったのです。神はあなたにそのひとり子を贈り物として差し出しておられます。最大のクリスマス・プレゼントであるキリストをお受けください。



 巷ではイエス・キリストなしのクリスマスが祝われています。それは主役のいない誕生パーティーのようなものです。キリストを締め出しては、本当の喜びも平和も救いもありません。どうか、キリストを心に迎え入れたすばらしいクリスマスをお過ごしになってください。



 見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。(ヨハネの黙示録3:20、口語訳)



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(249)聖書と考える「御社の乱れ正します!2」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • ワールドミッションレポート(10月22日):ザンビア 信仰と知識のバランス

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.