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榮義之牧師「希望の声」(36)・・・クリスマス

2009年3月5日12時21分
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榮義之牧師+
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 恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。この方こそ主なるキリストである。(ルカ2:10、11、口語訳)



 クリスマスはイエス・キリストが神の子としてこの地上に生まれたことを祝う日です。子どもたちにプレゼントを約束させられたりして、「『クリスマス』ではなく『くるしみます』ですよ」と言った人もありましたが、それでも顔はにこにこしていました。やはり、クリスマスは喜びの日だなあと思いました。



 私はクリスチャンになるまで、クリスマスが何の日か知りませんでした。プレゼントをもらう日、ケーキを食べる日、サンタクロースの誕生日かな、ぐらいの考えしかなかったのです。教会に行きはじめたころには、教会でクリスマスの準備をするのを見て、教会でもクリスマスをやるのかなと思ったこともありました。



 しかし、このクリスマスこそ、世界で一番大きな喜びの日なのです。それは世界中が「ジングルベル」や「きよしこの夜」のメロディーに包まれるからでも、みんながケーキを買って帰るからでもありません。この日こそ、全能なる神、愛なる神が人間の姿をとってこの世界に来られた日、神が人となった日だからです。



 恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。(ルカ2:10、11、口語訳)



と聖書は力強く喜びの知らせを伝えています。



 キリストの誕生こそ、すべての民に与えられる大きな喜びの知らせなのです。しかもそれは、二〇〇〇年前も今日も変わらないビッグニュースなのです。そしてこの喜びの知らせは、二〇〇〇年間にわたって、全世界いたる所で毎日毎日伝えられつづけてきたニュースなのです。



 この知らせこそ、神があなたを愛しておられるという知らせです。最近、最愛の夫や妻を、あるいは両親や子どもを亡くされた方もおられるかも知れません。また、愛する者に裏切られ、人間の愛など信じられなくなっている人もいるでしょう。しかし、神があなたを愛しておられるという厳然たる事実に変わりはありません。神は実にそのひとり子を賜ったほどに、あなたを愛してくださったのです。



 第二次世界大戦中の話です。



 シベリヤの獄房に、ドイツの青年がスパイ容疑で入れられていました。冷たく、何も見えない独房の中で、彼は気が狂いそうになりました。ある真夜中、絶望に狂いそうになった彼は、独房の石壁をコツコツと無意識のうちにたたいていました。その時、かすかではありますが、壁を隔ててコツコツとたたく音が返ってきました。彼は今度はゆっくりとモールス信号を送りました。すると、同じように向こう側からモールス信号が返ってきました。石壁を隔てて送られる信号は、この若者に勇気を与えました。相手の人は同じドイツの女性で、無実の罪で入れられていたのです。いつしか二人の間に愛が芽生え、岩壁を通して、「私はあなたを愛しています」という信号が繰り返し繰り返し伝えられました。やがて房を出た二人は、幸せな結婚をしたということです。



 あなたの毎日の生活の中に、神は愛のモールス信号を送っていてくださるのです。心の耳を澄ます時、たとえあなたの環境がどうであれ、どんな悲しみの真夜中にいたとしても、神の愛はささやきかけられているのです。神は愛なのです。



 私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。(ローマ5:8)



 クリスマスの喜びを名実ともに受け取るためには、あなたの罪や悲しみ、悩みのために、十字架にかかって死んでくださったキリストを知ることです。キリストが生まれたのは、実に人類の身代わりとなって十字架上に死ぬためだったのです。彼は神の愛のしるしとして、自らの生命を捨ててくださったのです。神はあなたにそのひとり子を贈り物として差し出しておられます。最大のクリスマス・プレゼントであるキリストをお受けください。



 巷ではイエス・キリストなしのクリスマスが祝われています。それは主役のいない誕生パーティーのようなものです。キリストを締め出しては、本当の喜びも平和も救いもありません。どうか、キリストを心に迎え入れたすばらしいクリスマスをお過ごしになってください。



 見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。(ヨハネの黙示録3:20、口語訳)



(C)マルコーシュ・パブリケーション




◇



榮義之(さかえ・よしゆき)



 1941年鹿児島県西之表市(種子島)生まれ。生駒聖書学院院長。現在、35年以上続いている朝日放送のラジオ番組「希望の声」(1008khz、毎週水曜日朝4:35放送)、8つの教会の主任牧師、アフリカ・ケニアでの孤児支援など幅広い宣教活動を展開している。



 このコラムで紹介する著書『希望の声』(マルコーシュ・パブリケーション)は、同師がラジオ番組「希望の声」で伝えたメッセージをまとめた珠玉のメッセージ集。放送開始25年を迎えた98年に、過去25年間伝え続けたメッセージの中から厳選した38編を紹介している。

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