Skip to main content
2025年11月15日12時01分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

【連載コラム】 日本から来たドイツ人 (1)

2008年8月8日21時07分
  • ツイート
印刷
ドイツ・バイエルン州南部の山岳地方にあるヒンター湖。近くには観光スポットとしても有名なラムザウ教会がある。+
+

 このタイトルから皆さんは、私のことを金髪で鼻の高いドイツ人、もしくは両親のどちらかがドイツ出身の方を想像されたかもしれません。しかし実は、私は生まれも育ちも東京下町の日本人なのです。なぜこんなおかしなタイトルを付けたのかと言いますと、私は20代の後半をドイツで過ごし、そこで体験した日本では得られなかった経験をも少し織り交ぜながら、教会生活について、またクリスチャンとしての生き方について私なりの考えを述べさせていただけたらと思い、タイトルは「これ」に決めました。



 初めは「南ドイツの窓から」「南ドイツの風」「ドイツの空はコバルトブルー」など、爽やかなタイトルもいくつか思い付いたのです。けれども、私なりにドイツの印象、また日本人クリスチャンについてお話していきたいと思いました。キリスト教に興味を持たれる多くの方は、西洋文化にも大変関心があるものと思っています。ですから、このどちらについても更に深い関心を持って頂きたいと願っています。そして、皆様がこのおかしな“Tokyoterin”(「東京人」という意味のドイツ語風の造語)の話にも関心を持って下さったら嬉しいです。



 梅雨が明けて、連日の猛暑が続いています。ここ数年、私たちが経験している日本の夏は、以前のような湿気が多い夏とは違って、まるで亜熱帯気候が続いているような暑さです。



 私がドイツへ渡ったのは1992年の6月の終わりでした。季節は初夏でしたから、ドイツのとても美しい自然を満喫することができました。日本の夏に比べてヨーロッパの夏はカラッとしていて爽やかだ、とよく言われていますが、実際はとても日差しが強く大変暑いのです。確かに東京と比べると自然が多いからなのでしょうか、朝晩はぐんと気温が下がって、何か羽織る物が欲しくなるくらいです。けれども、今また射すような強い夏の日差しを感じると、ドイツの夏を思い出すこともしばしばです。近頃では、地球温暖化が大変な問題になっています。ここ数年は、ヨーロッパで猛暑による死者が出ている程。Eine Katastrophe!! 恐ろしい!!



 現在、私達の住んでいるマンションのベランダには、小さなオリーヴの木が2本あります。このオリーヴの木は、「イタリアやギリシャのような南欧の雰囲気を楽しみながら暮らしてみたい」と思って見つけて来たものです。それと、自然に囲まれることによって、この茹だるような暑さから少しでも解放されたいと思いながら、できるだけ多くの植木を置いています。



 日当たりも良く、風通しも良いベランダでは、ここにある全ての植木が大変良く育っています。このオリーヴの枝に、今年は幾つもの実がなりました。今はまだ葉っぱと同じような青色をしていて、ピーナッツ程の大きさにしか育っていないのですが、その静かな成長ぶりを毎朝とても楽しみにしています。そのすくすくと太陽に向かって伸びていく様子を大切に見守りながら、ほんの少しだけ「子育ての喜びの御裾分け」を頂いている気がします。



 春先から小鳥や蝶が、我が家のベランダに来るようになりました。彼らは、ほんの僅かの時間立ち寄って、自分たちが必要な物を見つけたら、それぞれの場所へと運んで行くのです。また時期が来たら、小鳥たちが食べ頃になったオリーヴの実をついばみに来るのではと、今からその事をとても心待ちにしています。



 聖書には「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない」「野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない」と記されています。



 鳥はどれほどお腹が空いていても、巣にいる雛の為に必死で餌を探します。親鳥は、雛を育てていくことに一所懸命だからです。そして、その時に必要な物だけを巣へ運んで行きます。それ以上の物は、何も求めないのです。花はその美しさで人の心を癒す事ができますが、その後何の見返りもなく枯れて行きます。その姿を近くで感じた時、イエス様のことを思い、感謝の気持ちで一杯になると同時に、また多くのことを学ばされます。



 これからもずっと自然と会話をしながら、神様を近くに感じて行けたら幸せです。そして、今度は秋から冬に咲く花をベランダに置いて、日本の四季を楽しみたいと思っています。



【by Tokyoterin - 東京在住の女性クリスチャン】

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • その時、祈りは聞かれた 穂森幸一

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • ワールドミッションレポート(11月15日):ウォリス・フツナ諸島 南太平洋の小さな島で育ち始めた小さな福音の芽

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • ローマ教皇レオ14世に聖書協会共同訳のミニチュアバイブルなど献呈

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 神の見えざる御手 佐々木満男

  • 超自然的現象と科学(13)アガペーを持続させる火「ドード」 愛多妥直喜

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 世界福音同盟(WEA)「ソウル宣言」全文和訳

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.