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「無から有を創られる神様」 ゼロの開拓から3つの教会へ

2007年11月1日03時27分
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「無から有を創られる神様だし、祈ったことを実現してくださる神様」。そんな証を語るのは、今から約20年前、北海道北見市で開拓伝道を進め、今では3つの教会を建てるようになった竹内一雄牧師(単立・北愛チャペルキリスト教会)だ。高校3年の時にキリストに出会い、それから様々な出来事、困難に遭って紆余曲折の人生をたどるが、故郷大阪から遠く離れた北の地で今年、3つ目の教会を建てた。これまでの様々な経験を振り返り、率直に「聖書に書いてあることは本当だなと確認できる」と語る。

竹内氏は、大阪で高校3年生18歳の時に、イエス・キリストに出会い洗礼を受けた。その後大学に入学。在学中にマジックと出会い、人を喜ばせることが面白くて仕方なく、マジックをしながら自転車で韓国を回ったこともある。卒業後は、何をしようかと悩みを持ちながらもマジックに携わる仕事をしてきたが、それから数年して教会で奉仕する機会にめぐり合った。

大阪からは遠く離れた山形県の教会ではあったが、教会でスタッフとして中学生、高校生を担当。その期間、カリフォルニア神学大学院日本校で神学を学び、牧師としての準備もできた。

そして、ちょうど30歳になったころ、神の示しがあり、北海道の北見市に行くことになる。「知っている人が誰もいないし、助けてくれる人も誰もいないし。まったくゼロから神様にお祈りできるかな」と思って出てきたと竹内氏は語る。

北見市は昨年、端野町、常呂町、留辺蘂町と合併し、市としては北海道1位、全国でも4位の大きさの市となった。東西に伸びる道路の距離は約110キロメートルもあり、長さは日本一という広大な市だ。しかし、盆地であるため夏は35度、冬はマイナス20度にも達する過酷な地でもある。

北見に着いた竹内氏はまず、40日間の断食をした。40日間、水だけを飲み、食べ物はまったく食べない。イエスも、「悔い改めなさい。神の御国が近づいたから」と宣教を始める時、荒野で40日間の断食をしサタンの誘惑にあった。年もちょうど30歳と重なり、まさに竹内氏にとってイエスの愛と神の御国を伝えるという、本当の公生涯の始まりとなった。

まずは地元の教会と協力する形で宣教をすることになった。信徒も次第に増え、クリスチャンではない父親からも理解を得て助けをもらいながら、数年で新会堂を建てるまでになった。しかし、それから思いもよらない苦難が竹内氏を襲った。ありもしないことで噂を立てられ、まさにサタンの働きとでも言うべき悪いことが続き、結局、新会堂を手放すことになってしまった。北見の地で宣教し始めてから約3年、再びゼロに戻ってしまったのだった。

辛いことが続くなかではあったが、神の恵みによって自宅兼教会の新しい会堂「グリーンチャペル」を建て、十数年、様々な試練の中でもイエス・キリストの愛を伝え続けた。

そうして今から5年ほど前、北見の市街地で一つのビルを購入し、その1階をホワイトチャペルと名付け、2つ目の教会として神にささげた。「だから、大通りに行って、出会った者をみな宴会に招きなさい」(マタイ22:9)との聖書の言葉が心に残り、街の中に教会を建てたかったと言う。住所も、北見市の「大通」という地域のすぐ近くだ。1階を教会としたそのビルで現在、カレーハウス「シャローム」、塾「NOA学習塾」、またクラーク記念国際高等学校技能連携校として北見国際高等学院などを運営している。

竹内氏はまた、「マナカウンセリング」の代表としてカウンセリングにも取り組んでいる。今年8、9月には長野で「ケアする側の人へのサポート事業」として、カウンセラーを対象とした心理学講座「ケアをする側に立つあなたが元気になる講座」で講演し、地元新聞でも取り上げられた。

また、大学の頃から始めたマジックでは、神の愛「アガペー」と「マジック」を掛け合わせて、「アガック」の名前でプロのマジシャンとして活躍している。アガックマジックプランナーとしてチャリティマジックショーも企画し、年に5、6回は米国へマジックを教えに行くほどの実力だ。

そして、今年7月には新しく北見市内で閉鎖したホテルを買い取り、「アルファーガーデンチャペル」を3つ目の教会として神様にささげた。ホワイトチャペルでは既に始めていたが、結婚式のために無料でチャペルを提供していくと言う。

現在、毎週日曜日には午前9時半からグリーンチャペルで、同11時からはアルファーガーデンチャペルで礼拝をささげ、午後4時からはホワイトチャペルで若者を中心とした青年礼拝を行っている。約20年前に北の地でゼロから始めた宣教であるが、3つの教会で礼拝をささげるまでの実りを結ばせた。

「奇跡」の人生であった、とこれまでの歩みを振り返る。多くの苦難にあったが「心の傷を賜物に変えてくださる神様」、「自分が幸せを感じながら伝道、牧会をする」ことが大切ではと語ってくれた。

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