先日、一日消防学校で、消防団のポンプ車の緊急車の運転とポンプの使い方を勉強しました。午前中は学科研修で、お昼ご飯をはさんで、午後は実地研修でした。学科と実地、それぞれが大切な学びです。
消防団のポンプ車は、赤色灯をまわして、サイレンを鳴らせば緊急自動車になります。緊急自動車を運転するためのルールを学び、実際に、それをコースでやってみるのです。
次に、ポンプ車で消火活動に当たる際に、どこから、どうやって水を確保し、どのくらいの水圧で水をホースに送って消火活動を行うのか、中高生レベルではありますが、計算する方法を学び、実際に、その水圧で水をホースから出す訓練もやりました。
研修は一日だけでしたが、隊長の拝命を頂きました。「隊長!」「隊長!」と呼ばれて、最初は恥ずかしかったのに、毎回の授業や訓練の時間に号令をかけたり、いろいろな取りまとめを行ったりしているうちに、いつの間にか隊長が板についてきました。
消防学校で受けた研修は、
- 学科研修
- 実地研修
これらを通して、言葉で簡単に表せないほどたくさんの学びをすることができました。
私は、もう一つ、神様学校で毎日学んでいます。神様学校も、似たようなカリキュラムがあります。
- 知的な学び
- 体験的学び
知的学びは、聖書を通して、神が生きておられ、神が良いお方であること。神と共に歩むなら、どんなマイナスもプラスに変わること。神は私たちに、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感謝することを願っておられることなどを学びます。
体験的学びは、その一つひとつが事実であり、真実であり、真理であることを体験させてくれます。そのために、暗い夜空に星が明るく輝くように、試練や困難な状況を与えて、神様に頼らざるを得ない状況を作って下さいます。そこで、神様が聖書で書かれた通りのお方であることを繰り返し体験させて下さいます。
知的に聖書を知り、その聖書を体験することで信仰が深まっていきます。次に試練や困難な状況に追い込まれても、「前回助けてくれた神様は、今回も助けて下さるに違いない」と、ごく自然に考えられるようになります。
私は、毎週日曜日神を礼拝します。礼拝を通しても、知的な学びと体験的学びがなされます。神を礼拝する中で、聖書を学び、同時に、聖書を体験できます。教会では、こんな素晴らしい学びがなされているのです。
学校という名のつくところに、多額の入学金を払って入学し、多額の月謝を払いながら通学します。それは、勉強して実力をつけ、卒業資格を得ることが目標です。
教会では、これ以上ない最高の学びができる上に、永遠の命を得て、天国に入る資格が与えられます。自発的な献金の時間はありますが、あくまで献金であって会費ではありません。
◇
菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します)