米ナッシュビルで開催されたクリスチャンミュージック界最大のイベント「GMAミュージックウィーク」で25日、第38回GMAドーブ賞の授賞式が行われ、昨年5部門を受賞したクリス・トムリンや、期待の新人アーロン・シューストらが受賞した。
例年グランド・オレ・オピー・ハウスで開催される授賞式には、選び抜かれたゴスペルトップアーティスト達がこのたった一日の祝宴のために集結する。
トムリンは今年6つの賞を獲得。なかでも「最優秀アーティスト賞」、「最優秀男性ボーカリスト賞」は2年連続の受賞となった。
「本当に圧倒されました。まるで子羊を牧会するダビデのような気分だよ。彼の兄弟たちは彼よりももっと素晴らしい才能があった。しかしどういう訳か、神さまは彼の上に手を置いた。そして僕に・・・。」トムリンはトロフィーを抱えながら語った。
トムリンは続けて語った。「僕はただ、自分というものが減って神さまが増えていかなければならないということをいつも心に刻んできました。終わりの日にはただ神への礼拝だけがあるんだと。」
今年初めての授賞式に臨んだシューストは、自身が作曲した「My Savior My God」が「2006年度最優秀曲」として選ばれた。また「最優秀作曲賞」、「最優秀新人賞」と併せて3つのドーブ賞トロフィーを獲得した。