ルーテル学院大学(東京都三鷹市、市川一宏学長)は今年、文部科学省が実施する「特色のある大学教育支援プログラム」(特色GP)に、「包括的実習指導教育システムの構築」(代表:福島喜代子教授)を申請し、採択されたことを記念して、07度から09年度までの3年間、「持続可能な次世代教育システムを作り出すために」を共通テーマにして実習指導者懇談会を開催することを決めた。07年度懇談会は来年2月25日に行われる。
特色GPは、大学教育の改善に有益な種々の取り組みのうち、特色ある優れたものを選定、支援し、その取り組みを社会及び他の学校へ紹介することで高等教育の活性化を促進することを目的とするもの。今年の特色GP・学士課程の申請件数は261件で、そのうちルーテル学院大が選ばれた「教育方法の工夫改善の取組」の申請件数は86件。同大を含め14校が選ばれた。
各年度のテーマは、07年度が「ルーテル学院大学の包括的実習教育システムとは」、08年度が「社会福祉分野の実習教育の到達目標」、09年度が「持続可能な次世代教育システムとは」。同大・大学院の卒業生・修了生の他、同大の実習依頼先施設・機関関係者や日本社会福祉士養成校協会加盟大学・専門学校関係者、日本精神保健福祉士養成校協会加盟大学・専門学校関係者などが対象となる。
07年度懇談会では、市川学長による講演のほか、講演「ルーテル学院大学における実習指導の課題と工夫」、3つのグループに分かれての分科会、各グループの報告をする全体会などが行われる。
来年2月25日の午前10時から午後3時半まで、同大のトリニティホールで行われ、参加費無料、定員100人。申し込みは、専用申込書(PDF・16KB)を記入し、同大総合人間学事務局(住所:〒181-0015 東京都三鷹市大沢3‐10‐20、電話:0422・31・7920、FAX:0422・34・4481、Eメール:[email protected])へ、ファックスまたは郵送にて同1月25日まで受け付けている。