Skip to main content
2025年11月23日07時10分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

東アフリカ食糧危機、さらに悪化の可能性も

2011年8月1日11時04分
  • ツイート
印刷
栄養失調の赤ちゃんを抱えながら食糧配給の列に並ぶ女性が配給を受ける器を手にしている。2011年7月20日、ソマリア首都モガディシオで(写真提供=国際連合)。 +
 「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ北東部で1,200万人の人々が過去60年間で最悪のききんに直面している。今日世界中で最も食糧支援の緊急を要する深刻な問題となっている。国際支援機関の報告によると、東アフリカの状況は刻々と悪化しているという。7月31日、米クリスチャン・ポスト(CP)が報じた。

 国連緊急支援コーディネーターのヴァレリー・アモス氏は29日、「この食糧危機がさらに深刻な大災害とならないためにも、今行動に出なければなりません」と声明文を発表している。

 国連によると、同地域で生じている干ばつは過去60年間で最悪の干ばつで、今後3~4か月間は干ばつの被害による緊急支援が必要になるという。日々数千人もの人々が同地域からアフリカの他の地域へ食糧を見つけるために避難している状態であるという。

 人道支援調整事務所によると、今回のききんはソマリア南部の2地域によって生じており、今後2~3か月間の間にさらなる支援が無い場合他の地域にもききんが拡大していくと見られるという。

 国連は東アフリカ緊急支援として24億ドルの支援を加盟各国から集めており、うち12億ドルがこれまでに各国から集められた。

 ワールド・ビジョンやチャーチ・ワールド・サービスのような国際非営利団体も同地域の支援を行っている。ワールド・ビジョンでは、食糧配給場所において、親と離れ離れになってしまった子どもたちや、保護者不在で生活している子どもたちを見つけ出し、特に必要な支援を行う体制を取っている。米CPによると、ワールド・ビジョンが穀物が枯れ家畜が死んでしまった後の家族の食糧支援を行っていたところ、ある母と子が既に共々栄養失調で歩行も十分にできない状態になっており、母親は「十分な食料がありません。私達が受けるわずかな食糧ではとても足りません」と話していたという。キリスト教非営利団体であるワールドビジョンから「プランピーナッツ(栄養補助食品)」を与えられたところ、母親は「主に私に健康が与えられ、子どもたちが守られ、私達に十分な食料が与えられるように祈ります」と述べたという。

 チャーチ・ワールド・サービスのサミー・マチュア氏は、人道支援団体はただそれぞれの団体が別々に支援を提供し続けるだけではなく、アフリカのききんを再び生じさせないようにするためにも「支援を受ける人々が力づけられる方法で提供し、ただアフリカの地域が支援に依存するだけのサイクルを継続させないようにして行く必要があると思います」と述べている。

 世界160カ国に広がる聖公会(アングリカン・コミュニオン)の霊的最高指導者であるカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ博士は、東アフリカの深刻なききんの状況を受け、各国聖公会に対し「『アフリカの角』の地域の私達の友である人々が倒れることのないように対応していかなければなりません。私達それぞれが嫌々ながら、あるいは強制されてではなく、神様の愛によって喜んで与える者とならなければなりません。そして(与えることによって)神様が私達に有り余るほどのすべての祝福を与えることができるようになります。そして神様の祝福を受け、常にすべてのことに富む者になることで、全ての良い行いを有り余るほど分け与えることができるようになっていくことでしょう」と呼びかけている。

 ワールド・ビジョン・ジャパンでは最新ニュースとして東アフリカのききんを報告している。報告によると「食糧危機などの緊急事態では、多くの子どもたちが親と離れ離れになってしまいます。しかし今回の危機ではその深刻さゆえに、食糧を求めてより長い距離移動しなければならないため、子どもが親と別れてしまう危険性がさらに高まっています。食糧危機は、それ自体が子どもの生存と成長にとって大きな脅威ですが、食糧探しのための長距離移動が、さらなるリスクを子どもたちに与えています」という。ワールド・ビジョンでは「アフリカの角」緊急支援募金への協力を呼びかけている。募金は同サイトからクレジットカード、郵便局・コンビニからの送金を通して簡単に行うことができる。

  • ツイート

関連記事

  • 聖書的価値観に根差した生き方の提言が必要

  • 東アフリカ、過去60年間で最悪のききんに直面

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • ワールドミッションレポート(11月23日):ベトナム 静かな変革の中で確かな前進

  • 聖書のイエス(22)良い牧者 さとうまさこ

  • 最高に良いものを実現するために 万代栄嗣

  • 主が導きと助け 菅野直基

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(253)聖書と考える「ちょっとだけエスパー」

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • 十字架を背負う(その1) マルコ8章31節~9章1節

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • ヒンズー民族主義者による迫害続くインド 宣教師のバス襲撃、キリスト教住民を村八分

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.