法務省は25日、吉田純子、鎌田安利の死刑囚2人の死刑を執行した。国内メディアが同日、一斉に伝えた。
日本国内における死刑の執行は昨年12月以来、約3カ月ぶり。昨年10月に就任した岩城光英法相の下では2度目で、岩城法相の下で死刑が執行されたのはこれで計4人となった。
吉田純子死刑囚は、2001年に発覚した元看護師ら4人による久留米連続保険金殺人事件の主犯格とされ、元看護師2人の夫2人を殺害し、支払われた夫2人の保険金を手に入れるなどしていたとして、死刑が確定していた。
鎌田安利死刑囚は、1985〜94年に小学3年の少女=当時(9)=を含む女性5人を殺害し、遺体をバラバラにして遺棄したとして、死刑が確定していた。