Skip to main content
2025年5月25日17時28分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

日本キリスト教婦人矯風会、日本軍「慰安婦」問題に関する日韓外相会談に対する声明を発表

2016年1月14日06時05分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本キリスト教婦人矯風会慰安婦
日本キリスト教婦人矯風会、日本軍「慰安婦」問題に関する日韓外相会談に対する声明を発表+
日本キリスト教婦人矯風会が13日に発表した、「日本軍『慰安婦』問題に関する日韓外相会談に対する声明」(画像:同会提供)

日本キリスト教婦人矯風会(東京都新宿区)は13日、「日本軍『慰安婦』問題に関する日韓外相会談に対する声明」を発表し、安倍晋三首相と岸田文雄外相に送付した。昨年12月に行われた同会談に関する同会の見解を述べたもので、同会が公式サイトで伝えた。

その中で同会は、合意の内容は大きく分けて次の5点であるとした。

  1. 「河野談話」のお詫びと反省の言葉を引用しながら、新たに「日本政府は責任を痛感している」という文言を加え、日本軍の関与を正式に認め、日本政府の責任に言及している。また、安倍首相が内閣総理大臣としてあらためて「心からお詫びと反省の気持ちを表明する」としている。
  2. 日本政府は韓国政府が設立する財団に日本政府の予算から約10億円を拠出し、両国が協力して、被害者の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行う。
  3. 日本政府が表明した2の措置が着実に実施されることを前提として、日本軍「慰安婦」問題は「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認した」。
  4. 今後、日韓両政府は国連など国際社会において互いに非難・批判することは控える。
  5. 韓国政府は在韓国日本大使館前に設置されている少女像に関し、適切に解決されるよう努力する。

その上で、同会は、1については、河野談話を踏襲するとしながらも強制性はなかったなどと言い続けてきた日本政府が、あらためて軍の関与を正式に認め、謝罪の言葉があることは大きな前進である」と評価しつつも、「しかし、被害者の方々に直接語り掛けることもなく、外相が首相の言葉を代読しただけの謝罪などでは真の謝罪とは言えないのではないか」と述べた。

また、2についても、「政府予算から拠出という点では評価する」と述べつつも、「その拠出金は被害者の方々の心の癒やしのための措置、健康管理等の事業のためとしているだけで、使途が明確でないことと、賠償金ではないことが記者会見で明らかにされている」と指摘。「加害事実認定と謝罪、それを証しするための賠償を要求している被害者の方々にとって、これは決して納得のいくものではないであろう」とした。

そして、3、4については、「合意の条件として、お互いに二度とこの問題に触れないというものである。このような態度からは、何の反省も謝罪の意思も感じとれない」と批判。「河野談話にもあるように、歴史の教訓としてこの問題を永く記憶に留め、次世代に継承することこそ再発防止のためにも重要なことであり、今、日本政府が国際社会に向けてするべきことである」と主張した。

さらに、5の少女像は、「『慰安婦』被害者の方々を含む市民の手によって設置された『平和の碑』であり、その存続に政府が介入できるものではない。真に被害者の『心の癒やしを願う』のであれば、碑の撤去を迫るのは不適切であり、暴力根絶の証人として尊重すべきである」と述べた。

そして同会はこの声明の終わりに、「被害者の方々の思いを無視し、国家間の政治的決着を狙った日韓合意を私たちは受け入れることはできない。2014年に『日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議』で採択され、政府に提出済みの『日本政府への提言』に沿って、日本政府が真の解決に向け着手することを求めて、私たちは取り組みを続けなければならない」と結論付けている。

なお、同会は公式サイトで、「矯風会は、1886年の創設以来キリスト教の精神に基づき女性と子どもの人権を守り、その福祉への貢献を目標に掲げ、努力してきました」などと説明している。同会の出版物に、『日本キリスト教婦人矯風会百年史』(ドメス出版、1987年)、『日本キリスト教婦人矯風会年表〈1886年~2006年〉』 (日本キリスト教婦人矯風会刊)、『婦人新報』(不二出版、復刻版、全60巻・別冊1、1985年、以後も偶数月に継続して刊行)などがある。

関連タグ:日本キリスト教婦人矯風会慰安婦
  • ツイート

関連記事

  • 矯風会元会長の高橋喜久江さん、北星学園大学の決定を評価

  • 矯風会、北星学園大学に要望書 「屈することなく自治、言論、学問の自由守って」

  • テレビドラマだけでは分からない 矯風会の『婦人新報』が伝える村岡花子さんの世界

  • 日韓NCC共同協議会、最終声明と付帯文書を採択 日本語版全文を公開

  • 日本初の慰安婦資料館、キリスト教会館で開館

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • アルファ・コース、2024年の参加者が世界で210万人超え 過去最多を記録

  • 赦しと神との関係 菅野直基

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教皇レオ14世の就任ミサ、世界150カ国・地域から代表が参列 日本からは麻生元首相

  • 英国の福音派教会、コロナ前に比べ出席者が13%増加

  • ワールドミッションレポート(5月24日):インドネシア 全ての造られたものに福音を 神からの使命

  • 21世紀の神学(28)教皇の無謬性と聖母マリアの無原罪・被昇天の関係とは 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(227)聖書と考える「Dr.アシュラ」

  • ワールドミッションレポート(5月25日):タンザニアのクリア族のために祈ろう

  • 欧州福音同盟、新教皇レオ14世に祝意のメッセージ

  • 教皇レオ14世の就任ミサ、世界150カ国・地域から代表が参列 日本からは麻生元首相

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(28)教皇の無謬性と聖母マリアの無原罪・被昇天の関係とは 山崎純二

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • 聖書普及事業150年記念式典・レセプションの申し込み受け付け始まる

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 教皇レオ14世の就任ミサ、世界150カ国・地域から代表が参列 日本からは麻生元首相

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.