墓参りはすべきか。
墓は大事にすべきです。族長アブラハムはヘテ人エフロンから墓地を買い取り、マクペラの洞穴を墓としました。そこに、サラを葬り、アブラハム自身、イサク、ヤコブとその子ヨセフが葬られたと書かれています。ただし、それは葬ったということだけで、「拝んだ」とか「参った」ということではありませんでした。
私たちも、“墓”は大事にします。折々に墓掃除をし、花で飾り、遺骨を納めている先祖たちを覚えて、その墓前で家族が合い集まって、(拝むのではなく)記念の時を持つのです。
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2019年4月13日23時16分
コラムニスト : 正木弥