中西裕人
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(26)断崖絶壁の道〜運転手とA修道士との出会い 中西裕人
ラヴラ修道院を早朝出発し、再びアトスの首都カリエに戻った。カリエでは、昼過ぎのバスの出発まで、カフェでコーヒーを飲んで少しのんびりしたり、土産屋を見たり、猫とたわむれたり、また数分のセントアンドレアススキテや、少し下がって海の見える方へと散策し、カメラに収めた。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(25)ケリの祈り2:I修道士とケリ 中西裕人
ケリの裏へ回ると、さらに数軒のケリが岩にへばりつくように建てられていた。そして、その向こうに、大きな岩山が。山頂に大きな雲がかかり、風と共に次第に現れてきた。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(24)ケリの祈り1:夜明けのエーゲ海 中西裕人
夜中の3時。辺りは何も見えない暗闇。美しく、尖った三日月の下から、体のそれほど大きくないM司祭が大きなザックを背負い、現れた。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(23)M司祭との再会〜午前3時の約束 中西裕人
2015年6月、私は2度目のアトスを訪れた。個展を控え、風景的な写真を収める目的があったが、前回いろいろと手配してくれたN修道士やM司祭にお礼と写真を渡すためや、今後のために新たな取材地を模索する目的もあった。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(22)イヴィロンの荒波 中西裕人
メギスティス・ラヴラ修道院を後にし、再び首都カリエに戻った。温かいコーヒを飲みながら、次の目的地をイヴィロン修道院と決めた。実は、この修道院は海岸沿いに建ち、何度となく横を通っていたのだが、今まで1度も訪れたことがなかった。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(21)静寂のラヴラ 中西裕人
8時すぎ、ようやく日が昇り、空が少し明るくなり始めた。しかしながら、昨日から天候不順は続き、徐々に雲は厚くなり、空や街はグレー色に染まる。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(20)霧と闇 中西裕人
2015年大晦日、私は3度目のアトスへ向かった。前回、前々回と配信したアトスの降誕祭(クリスマス、1月6、7日)の取材が目的であり、その数日前に入山し、幾つか修道院を回った。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(19)アトスの降誕祭2:今日、この時 中西裕人
まさに本日、13日のずれがある聖山アトスでは、12月25日を迎え、降誕祭が行われている。シモノスペトラ修道院の主聖堂に主教が招かれ、いよいよ降誕祭の始まりである。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(18)アトスの降誕祭1:子どもたちとの約束 中西裕人
2015年大晦日、私は3度目のアトスを目指した。目的は、降誕祭、つまりクリスマスの取材のためである。
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聖山アトス巡礼紀行番外編:ブルガリア巡礼紀行(4)リラ修道院~奇跡 中西裕人
「聖イヴァンは治癒の神としても有名で、ブルガリア全土から医師がここへ来てお祈りして帰ります」。アテンドの女性が車内で教えてくれたのがすごく印象的であった。
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コラム「アトス巡礼紀行」連載中の中西裕人さん、「ナショナルジオグラフィック」12月号で特集掲載
本紙でコラム「聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―」を連載している写真家の中西裕人さんの特集「聖山アトス 男だけの祈り」が、11月29日発売の「ナショナルジオグラフィック」日本版12月号の「写真は語る PHOTO JOURNAL」コーナーで掲載されている。
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聖山アトス巡礼紀行番外編:ブルガリア巡礼紀行(3)ボヤナ教会~密林の一本道 中西裕人
ソフィアの中心街から車で約30分、ヴィトシャ山の南の麓(ふもと)に、密林に囲まれたボヤナ村がある。高台で少し空気の良い住宅街、社会主義時代は迎賓館や上役員、共産党の名士などの公邸が建てられていた。
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聖山アトス巡礼紀行番外編:ブルガリア巡礼紀行(2)アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 中西裕人
宿泊はソフィア大学の目と鼻の先。若者、学生が多く、大きな公園もあり、ソフィアでの滞在地としては非常に安全で静かな場所であった。学校があるため、大通りに面してバスも停まる。地下鉄もすぐ下なので、どこへ行くにも便利である。
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聖山アトス巡礼紀行番外編:ブルガリア巡礼紀行(1)ブルガリア正教会 中西裕人
2016年10月初旬、私は首都ソフィアに降り立った。新企画取材のために訪れたのだが、私がアトスの取材をしていることから、2日ほど、ブルガリア正教会の聖堂の取材もアテンド付きで周ることができた。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(17)記憶~アトスの巡礼者たち 中西裕人
ディオニシウ修道院で最後の夜を迎えたこの日の夕日は、格別な思いがあった。正直途中のアトスの巡礼は何度か心が折れかけた。撮影も許可は頂いたものの、思うようにできないことが多々あった。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(特別編3)修道院の生活、食事と斎 司祭・パワェル中西裕一
聖山アトスでは、正教徒の場合3泊4日の滞在が許可される。聖山内では原則として写真撮影は禁止、ビデオカメラは持ち込み不可。私たちは聖山の実情を伝えるため公式に許可を得て写真撮影を行い、修道院を回っている。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り(16)ディオニシウ修道院~巡礼者たちを照らす夕日 中西裕人
男だけの船は、アトス半島の南端カフソカリビアという崖の下にある港に着くと、再びダフニ港を目指し引き返す。われわれはダフニ港とアギアアンナのちょうど中間辺りに位置するだろうか、海目前の切り立つ岩に建てられたディオニシウ修道院を目指すことにした。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(15)男だけの船・その2:崖にそびえ立つ修道院 中西裕人
この旅で大きな期待を持っていた1つに、シモノスペトラ修道院がある。ここは、アトスのことをネットや書籍で調べると必ず、最初にヒットするといっても過言ではない修道院であり、写真でありながら、その絶景に誰もが声も出ないほどの感動を覚えるものである。
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聖山アトス巡礼紀行―アトスの修道士と祈り―(14)ヴァドぺディ修道院~修道士たちの仕事 中西裕人
ラヴラ修道院からは早朝6時にカリエ行きのバスが準備され、巡礼者たちは前日までに予約をし、それに乗り込むことになる。アトス半島の東端に位置するここは、特に夏は美しく大きな朝日を見ながらバスを待つことになるのだ。
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聖山アトス巡礼紀行(13)メギスティス・ラヴラ修道院・その2~M司祭とパウェル司祭 中西裕人
合計2泊3日の滞在を許されたラヴラ修道院では、これまでの慣れない修道院での生活の疲れからか、また田舎へ来たような土地柄もあるのか、のんびりとした時間の経過を感じていた。
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