民主党は3日、宗教と政治の関係を研究する「宗教と民主主義研究会」を設立し、国会内で初会合を開いた。公明党とその支持母体である創価学会の実態を調査するのが狙いだ。
同会は同じ趣旨で活動して来た「民主政治推進PT(プロジェクトチーム)」を改組したもので、メンバーはこれまでの約20人から約30人に増加。顧問に選挙対策委員長の石井一氏、会長に池田元久氏、幹事長に党副幹事長の一川保夫氏がそれぞれ就任した。
同会は憲法の定める「政教分離原則」が徹底されているのか調査することを目的としているが、池田氏は会合後の記者会見で「公明党と創価学会の問題が事実上中心になる」と明言した。