【CJC=東京】米ユダヤ委員会(AJC)が12月4日、デービッド・A・ハリス代表名でイスラエルの公安当局に書簡を送り、エルサレムの旧市街で信仰厚いユダヤ教徒がキリスト教聖職者や信徒にツバを掛ける事件の続発に深刻な懸念を表明した。
AJCは、「共存と互恵の価値に関わって来ており、イスラエル国の友であり、支持者である」として、これらの行動は他宗教に対する重大な非礼であり、全市民の権利を保護するという基本的なイスラエルの関わり方とは対照的なものだ、と述べている。さらに事件によってイスラエルの国際的イメージを損ない、世界の信仰共同体との重要な関係を危うくする、として法の厳格な適用を求めた。