米国民の約5人に1人がキリスト教徒であるオバマ大統領をイスラム教徒だと誤認していることが19日、米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターの調べで分かった。
調査は7月下旬から8月初旬にかけて行われたもので、オバマ大統領を「イスラム教徒」と誤認している米国人は昨年年3月の調査と比べ7%増の18%に上った。一方、「キリスト教徒」と正しく回答したのは同14%減の34%だった。
オバマ大統領の信仰をめぐっては、イスラム教大国のインドネシアで少年期を過ごしたことや、ミドルネームが「フセイン」であることなどから、「イスラム教徒ではないか」との噂が2008年の大統領選の際にもインターネット上などで飛び交っていた。