今年1月の箱根駅伝で優勝した青山学院大学(東京都渋谷区)陸上競技部の駅伝メンバーであった男子部員(22)から暴行を受け、全治2週間のけがを負ったとして、元部員の知人女性が警察に被害届を出し、警察が傷害容疑で捜査しているという。時事通信などが伝えた。
同通信によると、元部員は1月26日夜、東京都内の女性宅で、女性と口論になり激高。女性の顔に頭突きをしたり、腹部を殴るなどして、全治2週間のけがを負わせたという。テレビ朝日によると、女性は元部員のファンだったが、交際関係をめぐってトラブルとなり、プレゼントとして贈った腕時計を返すよう求めたところ、暴行を受けたという。
元部員は3月に青山学院大を卒業しているが、1月の箱根駅伝では選手として出場。同大の優勝に貢献した。
青山学院はテレビ朝日の取材に対し、「被害届が出されたということが事実であれば、非常に残念です」とコメントしている。