埼玉県羽生市の市立手子林小学校の阿島美智雄教頭(57)が、資源回収の収益金など約128万円を横領したとして27日、懲戒免職処分となった。阿島教頭は、パチンコや競艇のために消費者金融から借金があり、横領した金を借金の返済に充てたなどと話し、横領を認めているという。東京新聞などが伝えた。
同紙によると、阿島教頭は昨年5月〜今年1月、計21回にわたり、学校が管理していた古紙回収の収益金約107万円と、羽生市の交付金約16万円などを横領したという。手子林小学校の校長(57)が今年3月1日、金融機関から送られてきた通知書で残高が少ないことに気付き発覚。阿島教頭は同月3日に全額を返金している。
産経新聞によると、手子林小学校の校長も管理監督責任を問われ、戒告の懲戒処分を受けた。