近所の猫を捕まえ、熱湯を掛けるなどして殺したとして、自称アルバイト・小松卓也容疑者(41)=東京都大田区東雪谷=が26日までに、動物愛護法違反容疑で逮捕された。小松容疑者は、仕事上のストレスを発散させるためだったと話し、容疑を認めている。時事通信などが伝えた。
同通信によると、小松容疑者は先月17日、大田区東雪谷の自宅の風呂場や廊下で、猫1匹に熱湯を掛けたり、頭を床にたたき付けるなどして殺害した疑いが持たれている。小松容疑者はまた、昨年8月から野良猫約10匹を捕まえ、殺害した上で捨てたとも供述しているという。
TBSによると、小松容疑者は金属製のゲージで猫を捕獲したとみられている。テレビ朝日によると、今月中旬に小松容疑者の自宅近くの住宅の敷地内で猫の死骸が見つかっていたという。また、東京都内では昨年以降、首を切られるなどした猫の死骸が30体以上見つかっており、警察が関連を調べている。