北海道京極町の羊蹄山(標高1898メートル)で26日午前10時10分ごろ、雪崩が発生した。山スキーをしていた会社員の関田博之さん(41)=札幌市北区=が雪崩に巻き込まれ、行方不明になっており、警察が捜索に当たっている。北海道新聞などが伝えた。
同紙によると、関田さんが羊蹄山の7合目付近をスキーで滑走していた際に雪崩が発生し、5合目付近まで流されたという。雪崩は羊蹄山の京極町側で発生した。
同紙や朝日新聞、読売新聞によると、関田さんは30代の男性=石狩市=と共に26日午前5時半ごろ入山。同10時ごろから滑走を始めたが、約10分後に30代男性が7合目付近で雪崩の音を聞き、5合目付近まで滑り降りたところ、関田さんの姿が見えなくなっていたという。
30代の男性はスノーボードをしていたが、けがはなく、119番通報した後に自力で下山したという。