愛知県東浦町にある徳川家康ゆかりの寺院「乾坤(けんこん)院」で4日午後2時45分ごろ、火事が発生した。
FNNによると、消防車約15台が出動し、消化活動に当たっている。上空からの映像では、午後5時現在、乾坤院の本堂がほぼ全焼した状態。この火事では本堂のほか、隣接する複数の建物まで延焼しているという。一方、けが人などはいないという。
乾坤院は、曹洞宗の寺院で、室町時代中期の文明7(1475)年、緒川城初代城主の水野貞守によって水野家の菩提寺として建立され、4代水野忠政が徳川家康の祖父に当たり、徳川家康ゆかりの寺院として知られている。