石破茂地方創生担当相(58)は15日に開いた記者会見で、人気グループ「SMAP」の解散危機が報道されていることについて触れ、グループとしての継続を希望した。共同通信が伝えた。
同通信によると、石破氏は、SMAPのメンバー5人それぞれが立派なアーティストだとしつつも、「5人がそろって発揮する持ち味に多くの国民が共感している」と述べ、SMAPのグループとしての活動継続を「願っている」と語った。
また、1970年代に活躍した女性3人組アイドルグループ「キャンディーズ」とも比較し、「国民的大スター」のSMAPが解散すれば、「キャンディーズ解散にも匹敵する大きな出来事だ」と話したという。
石破氏はキャンディーズの熱烈なファンとして知られており、元メンバーで女優の田中好子さん(享年55)が2011年に亡くなった際には、「私たちの青春そのもの。大事な友達を亡くしたような思いだ」などと語っていた。
一方、石破氏は4代目のクリスチャンで、曽祖父は熊本バンドのメンバーで新島襄らと共に同志社の創設に携わった金森通倫(みちとも)(1857〜1945)。毎年春に行われる「国家晩餐祈祷会」や、クリスマスの時期に開かれる「国会クリスマス晩餐会」にも参加している。