交通トラブルから口論となり、車に乗っていた男が歩行者の男性を馬乗りになって殴る事件が13日未明、岐阜県多治見市音羽町の路上であった。殴られた男性は病院へ運ばれたが、約11時間後に脳挫傷で死亡した。
朝日新聞や読売新聞によると、逮捕されたのは、同市高田町の土木会社員、長屋有一郎容疑者(26)。死亡したのは、同県瑞浪市の解体関連会社員の男性(31)。
長屋容疑者は、知人女性が運転し合わせて4人が乗った車の後部座席に乗っていた。この車が脇道から国道248号に入ろうとした際、友人2人と国道248号沿いの歩道を歩いていた男性とぶつかりそうになり、長屋容疑者が男性に因縁を付け、口論になったという。
事件があったのは13日午前3時15分ごろで、目撃情報などから長屋容疑者を割り出したという。長屋容疑者は、男性を殴ったことは認めている。