【CJC=東京】人工妊娠中絶を容認する「プロチョイス」と自認する米国市民は41パーセント、と調査機関「ギャラップ」が発表した。これまでの最低だった2009年5月時点を1ポイント下回った。昨年7月は47パーセント。
胎児の生命を重視する「プロライフ」と「プロチョイス」のいずれの立場に立つか、は米国市民にとって重要関心事。ギャラップは1995年から調査を始めた。最初は「プロチョイス」が多数だったが、1998年から2008年までその差が縮小、09年5月調査では少数になった。この結果が一時的なものか、永続的なものかの判断は示されていない。