【CJC=東京】英国のデービッド・キャメロン首相は、レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの集会で演説、同性婚合法化へ進むことを強調、「諸教会内にも議論が出てくることは明白」と語った。カトリック通信CWNが報じた。
「わたしが運営している組織=保守党=は長年に渡ってこの議論の間違った側に立っており、結果として同性愛支持者を党から閉め出して来た。だから、この問題を教会にも柔軟に提示出来ると思う」と言う。
「もちろん、これは諸教会にとり、とてもとても複雑で困難な課題だが、全ての組織は平等になるためには、この課題に目覚める必要があり、教会というところは、ゲイの人、バイセクシュアルなりトランスジェンダーの人が完全な教会員になれないようにすべきではないと確信する。それは多くの人がキリスト教的思想に深く根ざしておりつつゲイでもあるからだ。保守党が、組織として人々を閉め出すという過ちを犯してきたことから見て、諸教会が同じことをやる危機にあると思う」
「文化を変革するということは、法を変えることより困難」として、同首相は、「わたしが出来る約束は、この連立政権は法を変え、文化を変えるために動くということであり、保守党は完全にそれを支える。これは私が個人的にも情熱を感じるものなのだ」と語った。
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