【CJC=東京】ケニアのチカ近郊のカトリック教会センターで、「HIV/エイズと共生する宗教指導者の国際ネットワーク」ケニア支部が主催した集会に、国内のキリスト教とイスラム教指導者が集まり、エイズ問題への対応策強化を話し合った。
参加者はバレンタインデーの2月12日、記念に赤いバラを交換した。「赤いバラは愛の印だが、HIV/エイズに感染した人たちは愛を示さない。ほとんどの場合、憎悪にさらされるからだが、宗教指導者としてわたしたちは、それを示すことができる」と、ケニア聖公会のジョセフ・ンジャカイ司祭が2月14日、ENIニュースに語った。「花を交換することで、わたしたちは、たとえ感染しても愛があることを力強く示している。これは社会に伝えようとするメッセージなのだ」と言う。