ルーテル学院大学は4日、東日本大震災の被災者と福祉・保険・医療関係者を始めとする支援者に向けて、米国コロンビア大学大学院精神医学教授で医師のキャサリン・シアー氏の論文「災害後の悲嘆(グリーフ)の理解と対応(原題:Managing Grief After Disaster)」の日本語訳を公開したと発表した。
同論文は米国National Center for PTSDのホームページに掲載されているもので、震災後の先月25日、同大が同氏の許可を得て翻訳。日本語訳を同大ホームページに公開した。
同大では付属機関の人間成長とカウンセリング研究所が1997年から、大切な人を失った人々へのケア(グリーフ・ケア)活動を実施。大人のための「身近な人を亡くした思いを語り合う会」、子どものための「だいじな人をなくした子どもの集まり」を定期的に開いている。
論文の日本語訳はこちらから。