古代東方教会は、中国唐代には大秦景教と呼ばれました。900年代以降の唐代滅亡から宋、元の時代に生きていたエリカオン(也里訶温)教徒の遺跡などを、写真で見ていただこうと考えました。遺跡巡りは、イーグレープ社(穂森宏之社長)が企画主催したものです。写真の大部分は、その時に撮影しました。



ツアーバスを下車し、中腹を目指していく。

出発地点を見下ろした風景

十字会堂跡に到着、左には一軒家の家庭があった。

正面から見た写真と背面から撮影した写真、背面からは壊れた建屋が見える。遺構には、手前に十字会堂について記した元の時代の「勅賜十字寺碑」、奥には景教模刻碑、右端には「三盆山崇聖院碑記」が建っていた。

急きょ、拓本をするために脚立を借りて作業した。

景教模刻碑

十字が彫られていた。


隣の家主様からゆで卵を頂き、何かのお礼をしたと記憶している。

帰路の眺めも大変良かった。
※ 参考文献
『景教—東回りの古代キリスト教・景教とその波及—』(改訂新装版、イーグレープ、2014年)
『景教碑の風景』(シリーズ「ふるさと春日井学」3、三恵社、2022年)
◇