犯罪の被害者、加害者という枠を越えて、犯罪で傷ついた人々を支援する団体「インターセブン―犯罪に巻き込まれた人々の支援」が2月5日、発足を記念して共同代表7人による対話集会をオンラインで開催する。
犯罪に被害者、加害者として巻き込まれることは、誰にでも突然起こり得ることだ。対立と分断をあおる社会の風潮が強い中、犯罪で傷ついたあらゆる人々の尊厳の回復と命が尊重される社会を目指して、被害者側と加害者側双方の支援者が共に立ち上がった。(関連記事:死刑制度めぐり被害者遺族と加害者が対談 パネリストらが支援団体結成)
共同代表は、加害者家族を支援するNPO法人「ワールドオープンハート」理事長で加害者家族支援団体代表の阿部恭子さん、「奥本章寛さんと共に生きる会」事務局長の荒牧浩二さん、受刑者の社会復帰を支援するNPO法人「マザーハウス」理事長の五十嵐弘志さん、被害者遺族で「被害者と司法を考える会」代表の片山徒有さん、被害者遺族で「オーシャン―被害者と加害者の出会いを考える会」発起人の原田正治さん、イエズス会社会司牧センター職員の柳川朋毅さん、被害者家族で画家の弓指寛治さんの7人。
集会は午後2時からユーチューブで視聴できる。インターセブンでは、活動の趣旨に賛同する個人と団体を募っている。賛同の申し込みは専用フォームまで。