2018年1月21日06時15分

牧師の小窓(116)コーリー・テン・ブームの言葉・その2 福江等

コラムニスト : 福江等

牧師の小窓(115)コーリー・テン・ブームの言葉 福江等
コーリー・テン・ブーム(1892~1983)

引き続き、コーリー・テン・ブーム女史の忘れがたい言葉を記しておきたいと思います。

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「赦(ゆる)しとは意志の問題です。そして、意志は心の温度にかかわりなく働くことができます」

「幸福とは、私たちを取り巻く環境に左右されるものではありません。幸福とは、私たちが心の中で自ら造り出すものです」

「祈りは、あなたにとって車のハンドルでしょうか。それともスペアタイヤでしょうか」

「暗闇の中でこそ神の真実は最も明るく輝きます」

「鳥には翼、舟には帆、たましいには祈り」

「イエスと共なる人生では、最も暗黒の日々でも最善の日々がまだ先にあって、最も素晴らしい日々が将来に待っているのです」

「世界を見れば失望するでしょう。自分の内面を見れば憂鬱(ゆううつ)になるでしょう。しかし、キリストを見れば、あなたの心は平安になります」

「私に力があるかないかが重要ではありません。神の力に私がどのように応答するかが重要なことです」

「神が与えてくださるすべての経験、神が会わせてくださるすべての人、これらが、神だけが知ることのできる将来に対する完璧な備えなのです」

「祈りたい気分の時に祈るということをやめなさい。決まった時間に祈り、それを保ちなさい。人は祈りの中で力を頂くのです」

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福江等

福江等

(ふくえ・ひとし)

1947年、香川県生まれ。1966年、上智大学文学部英文科に入学。1984年、ボストン大学大学院卒、神学博士号修得。1973年、高知加賀野井キリスト教会創立。2001~07年、フィリピンのアジア・パシフィック・ナザレン神学大学院教授、学長。現在、高知加賀野井キリスト教会牧師、高知刑務所教誨師、高知県立大学非常勤講師。著書に『主が聖であられるように』(訳書)、『聖化の説教[旧約篇Ⅱ]―牧師17人が語るホーリネスの恵み』(共著)、『天のふるさとに近づきつつ―人生・信仰・終活―』(ビリー・グラハム著、訳書)など。

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