【CJC=東京】教会内で同性間の結合式典「同性婚」を挙行することが英イングランドとウエールズで12月5日認められたが、実行するのは非正統ユダヤ教徒、クエーカー、ユニテリアンの各派に限られそう。
イスラム教徒とカトリックはそのような結合に反対の立場。英国国教会も「シノッド(総会)」で承認するまでは式典を行わない、と発表している。
メソジスト、合同改革派、バプテスト連合などは、民法上の結合式典や結婚式典を即時認める計画はない、としている。合同改革派教会総会は、2012年7月の会議で決定する。メソジストはまだ総会議案として作成していない。
同性愛者の権利を擁護するピーター・タッチェル氏は公営BBC放送に、政府が宗教的な敷地内での民法上の結合式典を許可したのに、宗教団体が挙行したくても、宗教的な同性婚禁止を継続するのは皮肉なこと、とコメントしている。