歌手で女優のデミ・ロヴァートは摂食障害などの問題を克服するために米国イリノイ州にある治療センターに1年以上入所していた。彼女はこのほど、明るい言葉を携えて施設を再度訪れた。
ティンバーライン・ノールズ(治療センター)はかつて、若いポップスターにとって暗い場所だった。彼女は最近、「心の中の悪魔と戦う」若い女性たちに演説し、励ますため、そこに戻ってきた。
ロヴァートはその日のことについて、「感激」や「多くの記憶」がよみがえったとソーシャルメディアを介して伝えた。
多くの言葉の中で19歳の彼女は、自身も体験した病に苦しんでいる女性たちのために祈りをささげて欲しいと、ツイッターを通してファンたちに呼び掛けた。「摂食障害や自傷行為、鬱病、薬物乱用などと苦闘している人たちのために、どうか祈りをささげて下さい」
ロヴァートは施設を退所した後、音楽活動に専念。最新アルバムでは、ファンたちが何かを感じ取ってくれることを望んで、苦しみを率直に分かち合っている。
彼女は、「私はこれまで全ての人生の行路を明らかにしてきたわ。それを多くの人に語ることによって、誰かの役に立てばいいと思うから」と語り、「だから人生において正直であって、超高層ビル(Skyscraper)のように強く高くそびえたつことについて表現した曲が、誰かの役に立ってくれることを期待してるの」と続けた。
「多くの人にとって、ラジオのダンスソングよりも影響力のある曲に仕上げるのはとても大きな体験だったわ」とロヴァートは自身の曲「Skyscraper」について今年初めのMTVのインタビューで語った。