【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は12月8日、バチカンからローマ市内のスペイン広場に向かい、「無原罪の聖マリアの大祝日」の恒例行事、聖母マリア賛美式典を行った。
教皇は、広場中央に立つ円柱上の聖マリア像に大きな花束を捧げ、無原罪の聖マリアを賛美した。教皇は聖母マリアについて講話、原罪教会もイタリアも全世界も大きな困難に遭遇している、聖母マリアが母としての保護と支えでもって危機を乗り越える力を与え下さるよう願った。
教皇は、いつの時代にも困難や迫害はあるが神の助けによってそれをのり越えることが出来るとし、神の母としてあらゆる罪の穢れからまぬかれた無原罪の清きおとめ聖マリアの取次ぎによって罪とあらゆる悪から護られるよう祈ろう、と参列者一同を励ました。