【CJC=東京】映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」で知られる俳優のジョニー・デップが、英国のロック・バンドと一緒に録音した歌の内容をめぐり、米福音派宣教団体「フォーカス・オン・ファミリー」や「クリスチャン・コーリション」などから抗議を受けている。
問題となったのは、ジョニーがギターで参加している「ザ・ジーザス・スタグ・ナイトクラブ」という曲。イエス・キリストによく似た外見の男がストリップクラブで酔いつぶれるという歌詞の内容が反感を呼んだ。
「私たちはデップ氏の態度に吐き気がする。なぜこんな歌を録音する必要があったのか。世界中のキリスト者に平手打ちをするもの」とフォーカス・オン・ファミリーの報道担当は言う。
クリスチャン・コーリションのメンバーは「彼はきっと自分では面白いと思っているだろうが、ただ恥ずかしいだけのこと。いつの日か、ジョニー・デップとその仲間たちは主の審判を受け、地獄で焼かれるだろう」と怒っている。