アイドル歌手のジャスティン・ビーバーに3カ月になる子どもがいるとの報道の後、噂は広まり続けている。
発端は、米国カリフォルニア州在住の20歳女性が「赤ちゃんの父親はビーバーに間違いない」と主張していると、1日にレーダーオンラインで報じられたこと。現在、彼女はビーバーが父であるという確証を得るためにDNA検査の準備をしているという。
渦中のビーバーは翌2日、「全て根も葉もない噂に過ぎない。僕は音楽だけに集中するよ」とツイッターに書き込んでいる。彼の代理人は、女性の主張に対して、「悪意的で中傷的だ」と非難する声明文を発表した。
「噂は、誰かのでっち上げによる悪意的で中傷的なもので、一刻も早く真実を明らかにしたい。我々はこの出来事に反論したジャスティンの立場を保護し、守るためには法的措置も辞さない考えだ」とビーバーの代理人マシュー・ヒルティック氏は1日、TMZで語った。
17歳のビーバーは現在、女優で歌手のセレーナ・ゴメスと交際中。また、彼はクリスチャンであることを公言しており、遊びでのセックスには反対の姿勢を取っている。
一方、問題の女性は19歳の時にロサンゼルスで開催されたバックステージでビーバーと関係をもち、彼の子どもを身籠ったと主張。スターマガジンによると、彼女は彼が父親であるという「科学的根拠」を得るためにDNA鑑定を行ってカリフォルニア州で訴訟を起こし、慰謝料を請求しているという。
この噂は、1日にリリースされたビーバーのクリスマスアルバム「Under the Mistletoe」の売り上げにも影を落とし始めている。
最近ビーバーは論争を避けており、公的でクリーンなイメージを主張。1月にローリング・ストーンに、遊びでのセックスや人工妊娠中絶に反対していることを語っている。ウェブサイトKidGlue.comによると、ビーバーは「敬虔なクリスチャン」だという。
ビーバーは噂について、ツイッターで2番目にこう書き込んだ。「僕は噂なんか無視するよ。そして現実をしっかりと見据えるんだ。僕が愛を与えることで誰かの役に立てるはずだと信じてるから。音楽が僕を裁いてくれるよ。僕の愛が皆に届きますように!」
レーダーによると、この噂を巡っての法廷審問は12月15日に開かれる予定。