東日本大震災の被災地である宮城県仙台市内で12日午前11時から午後6時半まで、市民の祭典「第10回仙台ゴスペル・フェスティバル」が開催される。
毎年恒例となっている同イベント。昨年開かれた第9回には70組・総勢716人が出演し、全8会場のストリートステージで歌声を響かせた。今年は大震災の年となったが、例年以上に開催を希望する声が多く寄せられたため、開催が決定した。
今年の出演グループの一つであるリジョイス・ゴスペル・クワイアは、普段は兵庫県神戸市などを拠点に活動しているが、神戸から被災地へゴスペル―希望の歌―を届けるプロジェクト「Gospel Friendship」の一環として、メンバー22人で参加する。
また、同クワイアはゴスペル・フェスティバル以外にも、翌日13日午前10時半から同11時50分には仙台市宮城野区のシーサイドバイブルチャペルでの特別礼拝に、同日午後3時から同4時半には宮城県東松島市の新川前支援センター(元セブンイレブン矢本店)でのゴスペルコンサートにそれぞれ出演する。
仙台ゴスペル・フェスティバルに関する問い合わせは、同実行委員会事務局(TEL:022・762・5742、Eメール:[email protected])、リジョイス・ゴスペル・クワイアの活動に関する問い合わせは、ディレクターの田中武氏(TEL:090・3802・7699、Eメール:[email protected])へ。