アメリカンフットボールのプロチーム、シンシナティベンガルズで前ワイドレシーバーだったテレル・オーウェンスが今月6日、病院に緊急搬送された。
オーウェンスがシーズンオフ中に膝の手術を受けてから回復し、数ヵ月後にチームに戻ることができると報道された矢先の出来事だった。
TMZによると、オーウェンスのロサンゼルス郊外にあるアパートに救急車が急行したという。この出来事については様々な憶測が飛び交っているが、実際のところはフリーエージェント契約のワイドレシーバーを解除されたことが原因ではないかと言われている。
オーウェンスは、「明らかに誰もが、膝の具合が悪いんじゃないか、膝は大丈夫なのかと思っていたんだ」と今月5日、ESPNのインタビューで語っていたが、この怪我がアメフト選手として生命をも危ぶまれるものだということを認めた。
オーウェンスはESPNに対して、「膝に半月板損傷を受け、その後すぐに膝前十字靱帯損傷も受けた。実際、怪我を通して健康問題や自分自身の問題に向き合う機会をもつことができたよ」 と語った。
オーウェンスはリハビリを行っていることを公にしており、先月には幹細胞の治療のため韓国に渡っていた。しかし、そんな努力の甲斐もなく、NFL(ナショナルフットボールリーグ)は、37歳の彼のプロ復帰は難しいだろうと判断している。
「私の運命は神のみぞ知る。彼が私を必要とする時、世界が私を知ることになるだろう。神の御加護を」。今月4日、オーウェンスはツイッターにこう書き込んでいた。