【CJC=東京】米大統領選挙を来年に控え、共和党を支持するキリスト教保守派の会合がワシントンで10月7日開かれた。米テキサス州ダラスのロバート・ジェフレス牧師は、共和党の大統領候補の中でリック・ペリー・テキサス州知事を「イエス・キリストの忠実な弟子」と称賛した後、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の信じるモルモン教会をカルトと断定、同氏は「キリスト者ではない」と語った。
代表約3000人による模擬投票が行われた結果、ロン・ポール下院議員が37%の票を集め1位、実業家のハーマン・ケイン氏が23%を得票し2位となった。一方、本命候補とみられていたペリー氏は8%で4位、ロムニー氏は4%の6位にとどまった。本命候補2人がともに低迷したことで、共和党の候補選びはさらに混迷の度を強めている。