【CJC=東京】2011年のノーベル平和賞は、平和と女性の地位向上に貢献したとして、アフリカと中東の女性3人が受賞した。その1人、リベリアの平和活動家リーマ・ロベルタ・ボウイーさん(39)はリベリア・ルーテル教会員。同国の14年に及ぶ内戦を終息させた女性の非暴力運動を組織したことが評価された。
ボウイーさんは2006年、米福音ルーテル教会(ELCA)の国際リーダーシップ開発計画の奨学金を受けて、バージニア州ハリソンバーグのイースタン・メノナイト大学で平和創出について研究した。
女性への授賞はケニアの環境活動家ワンガリ・マータイさん(9月25日死去)の04年以来7年ぶり。